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ワインをカジュアルに楽しめる!おすすめのカクテルレシピ18選

ワインをカジュアルに楽しめる!おすすめのカクテルレシピ18選
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ワインってなんだか選ぶのが難しいイメージがありませんか?
種類が多くてお店で頼む時に悩んでしまう人も多いはず…

普段からワインを嗜む人なら、お気に入りの産地や自分好みの味を理解しているかもしれません。
しかし、あまり詳しくない人からすると注文するのはちょっとハードルが高いなと感じてしまいそうですよね。
中には、ワイン独特の渋みが苦手であまり飲む機会がないといった人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、誰でも注文しやすいワインベースのカクテルをご紹介します。
注文するのに慣れていない人や、ワインを使ったカクテルを飲みたいと思っている人にこそおすすめの内容になっているので、ぜひ最後まで読んでお気に入りの一杯を見つけてみてくださいね。

それでは早速ご紹介していきましょう。

ワインの基本と種類

ワインを使ったカクテルをご紹介する前に、ワインの基本から説明していきましょう。

ワインとは、ブドウの果汁を主成分とし発酵させて作られたアルコール飲料のことです。

穀物を主原料とするビールや日本酒とは違い、デンプンを糖化する工程はありません。
原料に水を使わないため、ブドウの品質がそのままダイレクトにワインに反映されるのが特徴です。

原材料によって色や香り、味わいが変わるため、品種や産地がワイン名になることが多いのだそう。

ワインは「葡萄酒」ともよばれています。
果物の中でも糖分が高いブドウは、発酵すると充分なアルコールが発生するので、お酒作りに向いているのだとか。

同様に、リンゴや桃などのブドウ以外の果実を発酵して作られたお酒は「果実酒」として分類されています。

赤ワイン

赤ワインの原料には「黒ブドウ」が使われることが多いです。
果皮の色が濃い、いわゆる一般的なブドウのことですね。
赤ワインの色は赤褐色のものから、紫色に近いものまでさまざまで、ブドウの種類によって異なります。

果肉や果汁は果皮の色に関わらずほとんど同じなので、果皮の色がワインの色と必ず同じになるわけではありません。
赤ワインの多くは果皮を漬け込んで果汁に色を抽出している工程があるため、このような色に仕上がるのです。

味わいは、比較的辛口(ドライ)のものが多いのですが、まれに甘口の赤ワインもあるのだそう。

白ワイン

白ワインは、ブドウの果皮が淡い色をした「白ブドウ」から作られることが多いです。
まれに、黒ブドウを使った白ワインも存在します。

ワイン自体の色は、無色に近いものから黄金色のように濃いものまでさまざま。
赤ワインと違って、皮や種を取り除いてから果汁のみを発酵するためこのような色になるのですね。

味わいは甘口から辛口(ドライ)のものまで豊富で、冷やしてから飲むことで本来の風味が際立ちます。

ロゼワイン

ロゼワインは、黒ブドウのみを使う場合と、黒と白の両方のブドウを使う場合とがあります。
ワインの色は美しいピンクで、造り方やブドウの種類によってその色の濃淡が変わるのだそう。

造り方は大きく分けて3種類。

①赤ワインのように、黒ブドウの果皮と一緒に発酵させ、ピンク色になったら皮を取り除く方法
②黒ブドウを潰して、ピンク色になったら果汁を絞って発酵させる方法
③黒ブドウと白ブドウを一緒にして発酵させ、ピンク色のワインを抽出する方法

ロゼワインの味わいは、甘口から辛口まであり、白ワイン同様冷やしてから飲むことで美味しさが際立つとされています。

白ワインと赤ワインを混ぜて造る方法もありますが、シャンパーニュ以外のヨーロッパでは禁止されている方法なのだそう。

スパークリングワイン

スパークリングワインとは発泡性があるワインのことで、白、赤、ロゼの3色があります。
フルーティなものからナッツのように香ばしいものまで、種類によって風味や味わいもさまざま。

これまで説明してきた3つのワインとは異なる方法で造られています。
ブドウが発酵する時に糖分と酵母が反応してアルコールと二酸化炭素が発生するのですが、それを密閉した容器で発酵させることでワインの中に二酸化炭素が閉じ込められて発泡性のあるワインが完成するのです。

意図的に発泡性ワインにするためには安定した炭酸の確保が必要で、そのため発酵は2回に分けて行われているのだそう。
原料となるブドウを収穫したらできるだけ早く圧搾しなければいけなかったり、タンニンや色素の抽出を最小限に留めなければならなかったりと、製造するには細心の注意が必要です。

スパークリングワインのガス気圧は3以上と決められていて、1~2.5気圧の物は「弱発泡性ワイン」、1気圧に満たない場合は「微発泡ワイン」と呼ばれます。

ワインのカクテルレシピ

それぞれのワインの特徴が分かったところで、ここからはワインをベースにしたカクテルのレシピをご紹介していきましょう。

赤ワインを使ったカクテル

キティ

・赤ワイン 90ml
・ジンジャーエール 90ml

赤ワインにジンジャーエールを足して作ったキティは、非常に飲みやすくて女性にも人気のあるカクテルです。
赤ワインの苦みをジンジャエールのスッキリとした甘さがカバーしてくれます。

カリモーチョ

・赤ワイン 90ml
・コーラ 90ml

カリモーチョは、キティよりも甘さが欲しいなという人におすすめです。
コーラの甘さと赤ワインが合わさって上品なカクテルに仕上がっています。

カーディナル

・赤ワイン 100ml
・クレームドカシス 20ml

赤ワインの酸味や渋味をカシスのリキュールがマイルドにしてくれるカクテルです。
クレームドカシス自体甘さがあるのですが、ワインをリキュールで割ったカクテルなので、アルコール度数は高め。
飲み過ぎには注意が必要です。

スプリッツァー・ルージュ

・赤ワイン 90ml
・炭酸水 適量

スプリッツァー・ルージュは別名レッド・スプリッツァーともよばれています。
白ワインを炭酸で割ったカクテルが「スプリッツァー」なので、赤ワインのカクテルにはルージュやレッドの名がつけられました。
赤ワインを炭酸で割ったシンプルなカクテルで、甘さよりもスッキリさが欲しい人におすすめです。

アメリカンレモネード

・赤ワイン 30ml
・レモンジュース 40ml
・砂糖 小さじ3杯
・ミネラル・ウォーター 適量

赤ワインとレモンジュースを合わせたカクテル。
レモンジュースと砂糖を混ぜてから、その上にゆっくりと赤ワインを注げば、糖度の違いで綺麗な二層に分かれます。見た目にも美しいです。
レモンジュースの酸味と甘味が赤ワインの渋さを消してくれるので飲みやすいでしょう。

白ワインを使ったカクテル

オペレーター

・白ワイン 90ml
・ジンジャーエール 90ml
・レモンジュース 小さじ1杯

オペレーターは、白ワインをジンジャーエールで割ったカクテルです。
白ワインは赤ワインに比べて苦味成分が少ないので、ジンジャーエールと合わせることでアルコールが苦手な人でも飲みやすいでしょう。

キール

・白ワイン 100ml
・クレームドカシス 20ml

キールは白ワインにカシスリキュールを加えたカクテル。
白ワインにカシスの甘さが加わることで飲みやすくなりますが、カーディナル同様、ワイン+リキュールの組み合わせなので飲み過ぎには気をつけてください。

スプリッツァー

・白ワイン 90ml
・炭酸水 適量

白ワインを炭酸で割ったシンプルなカクテルです。
炭酸が口で弾けてスッキリ爽やか。
一緒に食べる食事を選ばずに飲めそうですね。

シンフォニー

・白ワイン 80ml
・ピーチリキュール 15ml
・グレナデンシロップ 1tsp
・シュガーシロップ 2tsp

白ワインにピーチリキュールと赤いグレナデン・シロップを足したカクテルで、ピンク色の見た目が華やかです。
ピーチの香りとシロップの甘さがあるのでワイン特有の苦みが苦手な人でも飲みやすそうですね。

ビアスプリッツァー

・白ワイン 60ml
・ビール 60ml
・カットレモン 一片

白ワインとビールを同量で割ったカクテルです。
ビールの苦みと白ワインの酸味がマッチしてキレが良く、爽やかな口当たりも人気の理由。
ビールもワインも好きな人はぜひ飲んでみては?

ロゼワインを使ったカクテル

ワインクーラー

・ロゼワイン 90ml
・オレンジジュース 30ml
・グレナデンシロップ 15ml
・ホワイトキュラソー 小さじ2杯

ロゼワインをオレンジジュースで割ったカクテル。
ホワイト・キュラソーも柑橘系のリキュールなので、甘さと爽やかさのバランスが取れた飲みやすいカクテルです。

ロゼ・パンプルムース

・ロゼワイン 60ml
・グレープフルーツジュース 60ml
・ハチミツ(シロップ) 適量

パンプルムースはフランス語でグレープフルーツのこと。
特有の苦みと甘さがロゼワインと混ざることで上品な味わいに。
甘いカクテルが好みであれば、はちみつやシロップの量で調整してみてくださいね。

ロゼ・マルガリータ

・ロゼワイン グラス60ml
・テキーラ 40ml
・レモンジュース 1tsp
・シュガー・シロップ 1tsp
・塩 ひとつまみ
・ミント

よく冷やしたロゼワインと、こちらもよく冷やしたテキーラを合わせたカクテル。
クラッシクな定番のカクテルで、さっぱりとして爽やかな味わいが特徴。

スパークリングワインを使ったカクテル

ミモザ

・スパークリングワイン(シャンパン) 60ml
・オレンジジュース 60ml

ミモザはスパークリングワインとオレンジジュースを合わせたカクテル。
甘いオレンジジュースと同量で割ることでとても飲みやすい仕上がりに。
ワインが苦手な人にもおすすめです。

ベリーニ

・スパークリングワイン 60ml
・ピーチネクター 30ml
・グレナデンシロップ 小さじ1杯

ピーチリキュールとグレナデン・シロップが入っているので、甘いカクテルが飲みたい人におすすめです。
スパークリングワインの炭酸で後味爽やかなカクテル。

キール・ロワイヤル

・スパークリングワイン(シャンパン) 60ml
・クレームドカシス 小さじ2杯

スパークリングワインと、カシスリキュールを足したカクテル。
飲みやすいので食前酒としても人気です。
細やかな泡と、華やかな色合いなのでパーティにもぴったり!

キール・インペリアル

・スパークリングワイン(シャンパン)  60ml
・クレームドフランボワーズ 小さじ2杯

スパークリングワインにフランボワーズのリキュールを足したカクテル。
インペリアルは「皇帝」という意味もあることから、キールをより豪華にしたカクテルとも言われています。
フランボワーズやイチゴを浮かべたらもっと特別なカクテルになりそうですね。

サングリア

ワインのカクテルの中でも、比較的有名なのがこの「サングリア」なのではないでしょうか。
バー以外にも、イタリアンレストランやおしゃれなカフェなどで見かけることがある人も多いのでは?

サングリアはワインにさまざまなフルーツを漬け込んでつくられたカクテルで、スペインで生まれたのだそう。
名前の由来は、スペイン語で血を意味する「サングレ」から取ったのだとか。
そのため、本来は赤ワインで作るのですが、白ワインでも応用できるカクテルなんです。

他のカクテルと違って、リキュールやジュースで割ることはありません。
オレンジやレモンなどの柑橘系は皮をむかずに輪切り、リンゴは芯を除いていちょう切りに。
バナナは皮をむいたら輪切りにして、大きなボウルやピッチャーなどに果物とワインを入れて漬け込みましょう。
このときに、シナモンスティックやクローブ、カルダモンなどのスパイスを入れたり、好みによって、はちみつやシロップを足しても良いかもしれませんね。

混ぜてすぐよりも、時間を置いたほうがそれぞれの味がワインに染み込んで美味しいサングリアになるそう。
グラスに注ぐときは、フルーツはそのまま乗せて、スパイスは取り除いてから飲むようにしてくださいね。

サングリアは漬け込むレシピなので、スパークリングワイン以外を使用すると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
この記事ではワインの種類とそれぞれのワインをベースにしたカクテルのレシピをご紹介しました。

自宅にある飲みきれなかったワインや、好みじゃなかったワインなども、カクテルにすることで美味しくいただけそうですよね。
近くのスーパーなどで手に入る材料も多いので、お家でカクテルを作ってみるのも楽しいのではないでしょうか。
ワインをリキュールやジュースと混ぜることで生まれる味わいを楽しんでみてくださいね。

この記事が少しでも参考になったのであれば幸いです。

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