最近、ぬいぐるみやアクリルスタンドを画角に入れた写真をSNSでよく見かけませんか?
「推し」という言葉が浸透していくなかで、自分の好きなキャラクターやアイドルのぬいぐるみを持ち歩く人が増えてきました。
今回は、そんなぬいぐるみと写真を撮る「ぬい撮り」にフォーカスした内容になっています。
札幌で自分の推しを映えさせたい、推しと一緒にカフェでゆっくりしたい、そう思っている人はぜひ最後まで楽しんでいってください。
それでは早速ご紹介していきましょう。
ぬい撮りってどんなもの?
ぬい撮りとは、かんたんに言うと「ぬいぐるみ」を写真に「撮る」こと。
しかし、ひとことでは語り尽くせない奥深さがあるんです。
ぬい撮りは、あまり関心がない人からすれば不思議に思われることかもしれません。
また、ぬいぐるみの写真を撮ることに対して、ネガティブなイメージや批判的な声もあるでしょう。
しかし、ぬいぐるみのルーツを知れば、大人がぬいぐるみと関わることはさほど変ではないと分かるはずです。
ぬいぐるみのルーツ
ぬいぐるみの歴史をさかのぼると、なんと古代エジプト時代には存在していたことが明らかになりました。
当時は土やワラなどを使って人形が作られていました。
そして、呪いをかけたり儀式で使ったりと、単なる物ではなく魂を司るものとして考えられていたのだそう。
つまり、子供ではなく大人が扱うべき存在であったということです。
ぬい撮りをしながら、そのぬいぐるみに心があるように感じたり、無意識に意思を感じ取る人も多いようですが、それらは決して不思議なことではないのですね。
ぬい撮りの歴史
さて、ぬい撮りがどのようにして浸透していったのかというと、それにはInstagramの普及が大きく関わっています。
今から7年前の2017年は「インスタ映え」という言葉が流行語大賞になるほど、日本中がInstagramや写真に夢中になった年でした。
携帯電話がスマートフォンになり、カメラの性能はどんどんと高画質に。
世の人々は日々のアレコレを写真に残し、SNSに投稿して情報をシェアするようになりました。
そんなSNSブームの真っ最中に、「SNS時代のぬいぐるみの楽しみ方」というキャッチコピーで販売されたぬいぐるみがありました。
この商品の特徴は「座れる」「引っ掛けられる」「物を持てる」といった3つの要素。
従来のものとは違って「写真を撮ること」を前提につくられたぬいぐるみが誕生したのです。
そこからは、ぬいぐるみを旅行に連れて行ったり、一緒にお出かけしたりと「ぬい撮り」の魅力にハマる人が続出!
SNSでも多くの写真がアップされ、今や「#ぬい撮り」と検索すると360万件以上もの投稿があるほど人気の現象になったのです。
奥深いぬい撮りの魅力
ぬい撮りには、多くの人がハマる理由がたくさんあります。
日常の写真が思い出になる
カフェのスイーツや、美しい風景など、日常で写真を撮りたくなる瞬間って多いですよね。
もちろんそのままでも素晴らしい思い出になりますが、そこにぬいぐるみが入ることで写真がより魅力的になりそう。
後から見返したときに、風景だけの写真とは一味違った思い出になるでしょう。
SNSでの新たなコミュニティ
SNSに自分の写真を載せたくない人にとって、ぬいぐるみは自分の代わりになる存在です。
旅行先やイベント事など、自分と一緒に体験したぬいぐるみが写真に写ることで、思い出を残していくことができます。
また、同じ趣味を持つ人達とのコミュニケーションも取れて、自分のぬい撮り写真を評価してもらうことで満足感を得られそう。
ぬい撮りの魅力は世界共通なので、言葉が分からなくても写真で通じ合えるところも素敵ですよね。
推しと一緒に過ごせる
好きなアイドルやアーティストをキャラクターにしたぬいぐるみも人気です。
本人を応援するように、自分の推しのぬいぐるみと一緒にお出かけしたり、推し会をしたりするのだそう。
推しを持ち歩く時代に驚きです。
想像力を掻き立てる
ぬい撮りにはこうじゃなきゃダメといった規則はありません。
自分の好きなように写真がとれるのが良いところ。
行く先に合わせて服を変えたり、物を持たせたり、それだけでも楽しそう。
また、小物を使って世界感を作ったり、ポーズを変えるなどしたらまるで生きているかのような写真が撮れそうですよね。
自分のセンス次第でどんな写真にもなるので、想像力を掻き立てる趣味になるのではないでしょうか。
ストレス解消効果も
ぬいぐるみには癒やしを与える力があります。
なぜなら、ぬいぐるみに触ると「幸せホルモン」とも呼ばれるオキシトシンが脳内で分泌されるから。
心がほっこりとしてリラックスできるので、ストレス解消にも繋がるのです。
ぬいぐるみを持ち歩くことで自然と癒やされて、穏やかに過ごすことができそうですね。
ぬい撮りのコツ
ここまで読んで、ぬい撮りに興味がでた人も多いのではないでしょうか?
ここからは、ぬいぐるみを魅力的に撮るための5つのポイントを紹介していきます。
新しい趣味としてチャレンジしたい人や、上手く撮れずに悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
その①ぬいぐるみの個性を引き出す
ぬい撮りをする時に気をつけたいこと1つ目は、姿勢や表情を確認すること。
そしてどんな写真にするか考えることが大切です。
ポーズを変えたり、角度を変えて目線をずらしたりするだけでも、ぬいぐるみから意思を感じられる写真になるでしょう。
その②シチュエーションを決める
シチュエーションを決めて世界観を統一すると、撮影がもっと楽しくなるでしょう。
季節感を持たせたり、イベントをテーマにして服や小物を選ぶと、ストーリーや背景が分かってぬいぐるみの魅力が引き立ちそう。
キャラクター設定などもあれば、もっと世界観に引き込まれてしまいそう。
その③ぬいぐるみ目線
いつもと違う写真を撮りたいなら、ぬいぐるみの目線でカメラを合わせる方法があります。
自分の目線で斜め上から撮るよりも、ぬいぐるみの目の高さで撮影することで臨場感のある写真になります。
また、小さいぬいぐるみの場合は、普段とモノの見え方が変わり、斬新な写真が撮れそうですよね。
その④光や明るさの調節
光はぬい撮りの印象を大きく変える力があります。
自然光を活用すると、柔らかい印象の表情になりますよ。
写真の加工で明るさを調節するのも大切。
ぬいぐるみが持つ温かさを引き立たせましょう。
写真が暗いと、怖い印象を受けやすいので注意してください。
その⑤目立たせるメインを決める
あれもこれもと欲張ると、ゴチャついた写真になりがちです。
大切なのは、何をメインにするのか。
例えば、お洒落なカフェに行ったからといって
・ぬいぐるみ
・インテリア
・パンケーキ
この全てを欲張ってしまうと何ともいえない仕上がりになってしまいそう。
「ぬいぐるみ」をメインにするならポートレートで背景はぼかす。
「パンケーキ」をメインにするならインテリアは入れない。
など、情報過多にならないようにすると良い写真になりそうですよ。
ぬい撮りにおすすめ!札幌のカフェ
ではここからは、札幌でぬい撮りするのにおすすめのカフェを紹介します。
どんなところが魅力なのかも説明していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
森彦(MORIHIKO.)
画像出典:MORIHICO.公式サイト
札幌を代表とするおしゃれカフェです。
リノベーションされた木造家屋は、木の温もりが感じられて雰囲気バツグン!
大きな窓からは外の景色が見えるだけじゃなく、自然光も入りやすいのでぬい撮りにぴったりなんです。
洗練されたコーヒーやどこか懐かしいインテリアと一緒に撮れば、エモーショナルな写真になりそうですね。
店名 | 森彦 |
住所 | 北海道札幌市中央区南2条西26丁目2-18 【地図を見る】 |
電話番号 | 0800-111-4883 |
営業時間 | 9:00-20:00(L.O.19:00) |
定休日 | なし(年末年始は休業) |
席数 | 16席 |
店舗サイト | https://www.morihico.com/shop/morihico/ |
SNS | Instagram X |
Cafe Blue
画像出典:Cafe Blue Facebook
藻岩山ロープウェイから徒歩5分に位置する一軒家カフェ。
白い壁に青い屋根、物語に出てきそうな可愛らしい外観なので気分も高揚しそう。
ここでは、生クリームたっぷりのふわふわパンケーキが人気です。
ぬいぐるみを横に並ばせれば、ボリューム感が伝わる写真になりそう。
ロープウェイを一緒に楽しんだ後、CafeBlueに行くというプランはいかがですか?
店名 | Cafe Blue |
住所 | 北海道札幌市中央区南19条西16丁目9-12 【地図を見る】 |
電話番号 | 011-512-1916 |
営業時間 | 10:00 – 18:00(L.O. 17:00) |
定休日 | 不定休(SNSにて報告) |
席数 | 60席 |
店舗サイト | https://www.cafeblue.jp |
SNS | Instagram |
Cafe ZIKKA
画像出典:食べログ
アンティークなインテリアが多く、落ち着いた雰囲気のカフェ。
実家のようにゆったりとくつろげる場所でありつつも、メニューは洗練されたプロの味です。
店内で焙煎されたコーヒーとこだわりの自家製パンをいただいて、レトロな背景でぬい撮りをすれば身も心も大満足すること間違いなし。
店名 | Cafe ZIKKA(カフェ ジッカ ) |
住所 | 北海道札幌市清田区平岡公園東11-12 【地図を見る】 |
電話番号 | 011-882-7018 |
営業時間 | 10:00 – 19:00 |
定休日 | 水曜日 |
席数 | 45席 |
店舗サイト | https://cafe-zikka.webnode.jp/ |
Web shop | https//www.cafezikka.com |
Cafe Rain
画像出典:Cafe Rain Facebook
Cafe Rainは、パウンドケーキに力を入れたカフェです。
主となる原材料の、たまご・牛乳・バター・小麦粉はすべて北海道産を使用。
パウンドケーキ以外にもお食事やスイーツも充実していますよ。
シンプルだからこそ素材の良さが引き立つRainのメニュー、チェックしてみてくださいね。
店内の壁は深い青色になっていて、小上がりになった席やゆったりとしたソファ席、自然光が入りやすいカウンター席などがあります。
座る場所によって、違った表情のぬい撮りができそうですね。
店名 | Cafe Rain(カフェ レイン) |
住所 | 北海道札幌市中央区北1条西24-3-11 【地図を見る】 |
電話番号 | 011-699-5941 |
営業時間 | 11:00 – 22:00(土・日は23:00まで) |
定休日 | 火曜日 |
席数 | 40席 |
店舗サイト | https://www.rain-hokkaido.com/ |
SNS | Instagram |
RY’S Cafe Bar
RY’S Cafe Barは「札幌で1番お洒落なカフェ&イタリアンバー」をコンセプトに作られたお店です。
店内は3つのエリアに分けられていて、それぞれ異なった世界観で非日常的な時間を過ごせます。
1つ目は「モダンアートエリア」。
ミッドセンチュリーな家具が揃っていて、現代アート作品が鑑賞できます。
2つ目は「アンティークエリア」。
ヴィンテージ家具が並びゴージャスなシャンデリアが輝き、まるで中世のヨーロッパのよう。
3つ目は「リゾートテラスエリア」。
開放感のある屋外テラスで、パラソルと観葉植物がリゾート気分を演出してくれます。
推し色のフロートを頼めばさらに写真映えしそう!
それぞれのエリアで雰囲気がガラッと変わるので、ぬいぐるみに合ったエリアを選んで楽しんでみてくださいね。
店名 | RY’S cafe bar(アールワイズカフェバー) |
住所 | 北海道札幌市中央区北4条西24-2-16-2F [地図を見る] |
電話番号 | 050-3187-4155 |
営業時間 | カフェ:11:00-16:00(L.O.15:30) BAR :17:00-24:00(L.O.23:30) |
定休日 | 無し |
席数 | 40席 |
店舗サイト | https://rys-cafe.bar/ |
SNS | Instagram |
ぬい撮りの注意点
ぬい撮りをする際には、トラブルを避けるため、押さえておきたいマナーがあります。
その①公共でのルールを守る
カフェやフォトスポットなど公共の場でぬい撮りするときは、周囲の人々や環境への配慮を忘れてはいけません。
場所によっては撮影禁止の場合もあるので撮影許可を取ることも大切です。
また、プライバシーを守ることも重要で、他の人が映らないような工夫も心がけましょう。
その②ぬいぐるみの数と大きさ
ぬい撮りの撮影場所によって、使用するぬいぐるみの数や大きさを考えましょう。
大きめのぬいぐるみや、複数のぬいぐるみは周囲に迷惑がかかる場合もあります。
写真を撮ることに執着せず、常識の範囲内でのぬい撮りを楽しみましょう。
その③モラルをもった行動を
ぬい撮りをするときは、常にモラルを持った行動を心がけましょう。
例え良さそうな場所でも、混雑している所を長時間占領したり、通行の邪魔になったり、静かな場所で騒ぐなどは周囲の迷惑になります。
節度を守って行動し、気持ちよく趣味を楽しみましょう。
まとめ
ぬい撮りには「写真を撮る」以上の深い魅力があることが分かりましたね。
一度始めてみると、その奥深さにあなたもハマってしまうかも?
新しい趣味として、取り入れてみてはいかがでしょうか。
その時は、マナーを守ることも忘れずに。
RY'S cafe bar(アールワイズカフェバー)札幌で1番お洒落なカフェ&イタリアンバー
RY'S Cafe Barは、日常のひとときを特別に彩るカフェ&イタリアンバーです。
カフェタイムには、ハンドドリップで丁寧に淹れた香り高いコーヒーと、焼きたてのふわふわワッフルをお楽しみいただけます。
夜になると、イタリアンレストランとして本格的な料理をご提供。世界各国から厳選されたワインと共に、シェフ特製の絶品グルメを味わうことができます。
女子会やパーティー、デートなど、さまざまなシーンでの利用に最適。落ち着いた雰囲気の中で、心温まるひとときをお過ごしください。
住所 | 〒064-0824 北海道札幌市中央区北4条西24-2-16-2F |
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Tel. | 050-1720-4373 365日24時間!電話受付可能!(AIさゆり) |
営業時間 | カフェ:11:00-17:00 ランチ:11:00-14:30 バー:17:00-23:00(L.O.22:30) |
アクセス | 最寄り駅:地下鉄東西線「西28丁目駅」1番出口より徒歩5分 駐車場:2台 |