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バーのチャージを徹底解説!自分に合ったお店の選び方を知ろう!

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お洒落なバーや居酒屋で飲食を楽しんだあと、お会計を確認すると”チャージ料”が発生していたことってありますよね。
なんとなく「払わなきゃいけないもの」と分かっていても、この金額が何に使われているのか疑問に思わずに支払っている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、バーのチャージについて解説していきます。

理由や金額だけではなく、チャージ金額ごとに札幌のバーもご紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

そもそもチャージとは?

チャージとは、入店して席に座ったら発生する料金のことを指しています。
ひとことで言えば”場所代”のようなもの。
それがお店によって”テーブルチャージ”だったり”お通し代”となって請求されているのです。

ナッツやチョコなど、ちょっとしたお酒のおつまみが提供されることもありますが、それも”チャーム”という名目でチャージ料金に含まれていることがほとんどでしょう。

チェーン店などの居酒屋だと、チャージ料を取らないお店もありますが、基本的には、お酒を楽しく飲めるお店に入店して席に座ったらチャージ料金が発生すると考えておくべきです。

チャージ料金の使われ方

チャージ料金はなぜ請求されるのでしょうか。
それは大きくわけて3つの理由があります。

①客層を維持するため

チャージ料はお客さんの層を保つためにとても重要な役割を果たしています。

例えば、ノーチャージのお店であればどんなお客さんでも入りやすいですよね。
そのため1杯で長居する人や、なるべく安い金額でお酒を飲みたい人なども来ると思います。

チャージ料があれば、そういった目的で訪れるお客さんを防ぐことができ、「チャージ料を払ってでもこのお店でお酒を飲みたい」という気持ちを持った、その空間を楽しんでくれる人が集まる仕組みになっているんですね。

②お店の運営維持費

チャージ料はいくらでも良いというわけではありません。
提供した料理やドリンク以外に料金を支払っているわけですから、それ相応のサービスが求められるもの。
少なくとも、ノーチャージのバーよりも、居心地の良い空間を提供することが必要となります。

チャージ料を取っているバーは、「しっかりとしたサービスを提供します」といったお店側のメッセージでもあるのです。

例えば、クオリティの高い商品を提供すること。
見た目や食材にこだわるのはもちろん、提供のスピードや温度にこだわり、豊富な知識によるアドバイスなどを添えることで、商品への満足感はぐっと上がることでしょう。

また、店内の空間作りも大切で、椅子やソファーの座り心地、適切な温度管理、清潔感なども求められます。

このようにお店の質を維持するためにも、チャージ料金は必要になるのですね。

③特別な空間を演出

普段、スーパーやコンビニでコーヒーを買う人も多いと思います。
急いでいるときや、出費をおさえたいときにはとても便利ですが、カフェで1杯500円以上するコーヒーを飲んでいるときのほうが、満足感があるのではないでしょうか?

このように、少しお金がかかるシチュエーションには贅沢感を感じ、普段とは違う特別感を感じられるはず。
チャージ料を払わないと入れないバーは、誰でも体験できることではないので、より一層特別な時間を過ごしている実感が湧くのでしょう。

チャージ料金の相場はいくら?

チャージ料金は、お店や地域によって変わりますが、だいたい300円~1000円ほど。
通常のお会計に少し上乗せした程度の金額になります。

いくらお店がチャージ料金を決めて良いといっても限度があるため、あまりにも高い金額を請求してくる店は選ばないように注意することも必要です。

様々なサービスを受けるためには、基本料金が発生することは珍しくありません。
チャージ金額も、それ相応のお店に行くために必要な金額なのですね。

チャージ料金のいろいろな種類

チャージにはいくつか種類があることをご存知ですか?
チャージ=1回の入店で払う席料だと思っていると、予想よりも高い金額が発生する場合もあるので気をつけてくださいね。

時間制のチャージ

スナックやガールズバーでは、時間によってかかるチャージ料金が変わります。
例えば1時間500円のチャージだとして、長居すればするほど払う金額がアップしてしまうので要注意!

そんなの知らなかったと言っても通用しないので、しっかり把握しておく必要があります。

テーブルチャージ

一般的なチャージ料金のことで、座った席に対して発生する料金です。
サービス料金や場所代も含めて請求され、複数人で来店しても1人ずつ請求されます。

もし、テーブルチャージ料金が気になるのなら入店前に聞いておくことをおすすめします。
支払い時に、ごたついてしまうのは、お店側もお客さんも双方嫌な気持ちになってしまうので避けたいですね。

カバーチャージ

カバーチャージはなかなか耳にする機会が少ないかもしれませんね。
レストランやクラブに入店する際に発生する席料のことを指しています。

意味は、テーブルチャージと同じですが使われるお店が異なるのだそう。

ミュージックチャージ

ミュージックチャージはその名の通り、音楽に対して支払う料金です。
高級なバーやレストランでは、その場で生の演奏をしてくれることもあります。
お店で音楽を聴くことへの対価として支払うので言わばチケット代のようなものですね。

生演奏のお店で、”チャージ料金は◯◯円”とだけ書かれている場合、ミュージックチャージとテーブルチャージが合算した金額を提示していることが多いです。
気になる場合はお店の人に確認してみましょう。

チャージ料金別 札幌のバー紹介

チャージ料金は無料のお店もあれば、300円~1000円ほどかかるお店もあると先述しました。
実際に札幌周辺のバーを、チャージ金額別にご紹介していきます。

チャージ料なしのバー・カラクリブタイ

画像出典:食べログ

東西線 西18丁目駅5番出口より徒歩2分
赤い外装が目立つ、ジンギスカンや油そばを提供しているお店です。
店内はバーというよりも居酒屋のような雰囲気。
チャージ料がかからないので誰でも気軽に入れて、お酒だけじゃなく食事も楽しめるのが魅力的。

店名カラクリブタイ
住所北海道札幌市中央区南一条西16
[地図を見る]
電話番号011-631-2648
営業時間[月~土] 18:00~翌2:00
(ラストオーダー2:00)
定休日日曜日
駐車場無し
Wi-Fiあり
電源不明
喫煙席全席喫煙可
店舗サイト
SNSInstagram
Facebook

チャージ料なしのバー・Bar Sovereign(バー ソブリン)

画像出典:たびらい

すすきの駅より徒歩6分
店内はまるで船の中のよう!17世紀の海の主君、ソブリン号をモチーフとした内装に思わずわくわくしてしまいそう。
9メートルの存在感のあるカウンターで、お酒を片手に思い思いの時間を過ごしてみては?

店名Bar Sovereign(バー ソブリン)
住所北海道札幌市中央区南2西5-26-5 ラ・ジェイント・ステイ札幌大通 1F
[地図を見る]
電話番号011-200-5507
営業時間18:00~翌1:00
定休日不定休
駐車場無し
Wi-Fi不明
電源不明
喫煙席全席喫煙席
店舗サイト
SNS無し

チャージ料300円・es クラフト

画像出典:公式Facebook

すすきの駅 徒歩3分
すすきの中心部にあるビアバー。クラフトビールの種類はなんと100以上!
ロンドンの隠れ家をイメージした内装で、豊西牛の1ポンドステーキが人気メニューです。
オリジナルカクテルやフルーツを使ったドリンクなど200種類以上も取り揃えています。

店名esクラフト
住所北海道札幌市中央区南4条西3丁目2-1 N-placeビル 1F
[地図を見る]
電話番号050-5350-1736
営業時間月~木、土、日: 18:00~翌3:00 (料理L.O. 翌2:00 ドリンクL.O. 翌2:30)
金: 18:00~翌3:00 (料理L.O. 翌2:00 ドリンクL.O. 翌2:00)
定休日無休
駐車場無し
Wi-Fi有り
電源無し
喫煙席全席喫煙席
店舗サイトhttps://www.es-entertainment.jp/
SNSInstagram
Facebook

チャージ料700円・SHOT BAR BR

画像出典:公式サイト

大通駅より徒歩3分。
ウイスキー・ラム・ブランデーなど、300種類以上取り揃えています。
旬のフルーツをふんだんに使用した特製カクテルや、釧路の名物スパカツなども楽しめちゃう。
落ち着いた空間で、日々の喧騒から離れてゆっくりお酒を味わってみるのはいかが?

店名SHOT BAR BR
住所北海道札幌市中央区南2条西5丁目 三雄ビル 1階
[地図を見る]
電話番号011-251-3770
営業時間月~日、祝日、祝前日: 18:00~翌2:00
(料理L.O. 翌1:00 ドリンクL.O. 翌1:15)
定休日無休
駐車場無し
Wi-Fi無し
電源無し
喫煙席全席喫煙可
店舗サイトhttps://shot-bar-br.com/
SNSInstagram

チャージ料1000円・BAR YAMAZAKI

画像出典:食べログ

1958年に創業したBAR YAMAZAKI。
伝説のバーテンダーと呼ばれた山崎達郎さんのお店です。
戦前の洋酒文化を今に伝える『東京會舘スタイル』をお弟子さん達が受け継いでいるそう。
ジャズが流れる正統派のバーでは、時間を忘れてお酒を楽しめそうですね。

店名BAR YAMAZAKI
住所北海道札幌市中央区南3条西3 克美ビル4F
[地図を見る]
電話番号011-221-7363
営業時間18:00~24:00(L.O)
定休日日曜日
駐車場無し
Wi-Fi無し
電源なし
喫煙席全席禁煙
店舗サイトhttp://www.bar-yamazaki.com/
SNSなし

飲食店に大切なQSCHとは?

バーに限らず、飲食店には「QSCH」が求められていることをご存知ですか?

Q=Quality(クオリティ)
Qは品質のことを表しています。
ターゲット層や価格帯によって、どこまでの品質が求められるかはお店によって変わりますが、いつでも一定の基準を保った商品を提供できなければなりません。

いくら良い素材を使っても、調理のクオリティが低いと残念ですよね。
良い素材を活かして、高い品質の商品をいつでも提供できる必要があるのです。

S=Service(サービス)
Sは接客を表しています。
飲食店たるもの、お客様が気持ちよく過ごせるように心地の良い接客が求められます。
例えば、注文をとる、料理を運ぶ、会計をするなど。
全てスタッフの接客が必要になりますよね。

そのお店の雰囲気や居心地は店内の内装だけではなく、従業員が作り出すもの。

人の優しさや温かさに触れるからこそ、良い店だったなぁと思うのではないでしょうか。

C=Cleanliness(クレンリネス)
Cはクレンリネス。
あまり聴き馴染みがない言葉ですが、清潔さを意味する言葉です。

飲食をする店ですから、衛生さに欠けると不快に感じますよね。
クオリティが高くても、どんなに良い接客をされても、清潔さが足りないお店には、もう行きたくないと思うのではないでしょうか。

H=Hospitality(ホスピタリティ)
Hはホスピタリティ。
おもてなしや思いやりの気持ちを指している言葉です。

このホスピタリティこそが、他のお店と差を付けるために必要なものなのです。

接客と似ているのでは?と思われがちですが、”やらなければならないこと”がS(サービス)だとすると、H(ホスピタリティ)は”お客様に喜んでもらう事”が目的です。

これらが徹底されているお店であれば、高いチャージ料を払ってでも行きたいと思えますよね。

札幌で一番お洒落なカフェ&イタリアンバー「RY’S cafe bar」

当店ではチャージ料金500円をいただいておりますが、QSCを高い基準で保つだけでなく、お客様ひとりひとりに満足していただけるようにホスピタリティにも力をいれて心を込めたおもてなしをしております。

店内はコンセプトの違う3つのエリアがあり、現代アートが飾られたミッドセンチュリーな「モダンアートエリア」、開放感があり南国気分を味わえる「リゾートテラスエリア」、中世ヨーロッパをモチーフにしたシャンデリアが輝く「アンティークエリア」が楽しめます。

豊富なお食事メニューや、こだわりのカクテル、コーヒーやスイーツの種類も充実!
ぜひ、普段とは違った非日常な空間を心ゆくまでご堪能ください。

店名RY’S cafe bar(アールワイズカフェバー)
住所北海道札幌市中央区北4条西24-2-16-2F
[地図を見る]
電話番号050-3187-4155
営業時間カフェ:11:00~17:00
ランチ:11:00~14:30
BAR :17:00-24:00(L.O.23:30)
定休日無休
駐車場2台
Wi-Fi有り
電源4席
喫煙席全席禁煙
店舗サイトhttps://rys-cafe.bar/
SNSInstagram
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まとめ

この記事では、意外と知らないバーでのチャージ料金と種類についてご紹介しました。
今まで疑問を感じずに払っていた人も、チャージがなぜ発生するのか、その理由を知ることができたのではないでしょうか。

チャージは、日本にしか存在しない制度です。
気持ちの良い場所を提供してくれる場がいつまでもあり続けてくれるように、この文化を大切にしていきたいですよね。