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自宅で気軽にカクテルを楽しみたい人必見!ウイスキーベースのカクテルレシピ紹介

自宅で気軽にカクテルを楽しみたい人必見!ウイスキーベースのカクテルレシピ紹介
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自宅で気軽にウイスキーベースのカクテルを楽しみたいと思っていても、自分で作るのはなんだか難しそうと感じている人も多いのではないでしょうか。特殊な道具を用意したり、希少な材料を揃えなきゃいけないと思い込んでいる方も多いみたいです。

ですが、種類を選べば混ぜるだけの簡単なものやシンプルなレシピのカクテルもあります。ウイスキーベースのカクテルはお店で人気の定番カクテルから手軽に作れる簡単なレシピのものまで数多く存在するので、どのレシピを選んで作ればいいのか悩んでしまいますよね。

そこで今回は、自分で作る時におすすめのウイスキーベースのカクテルレシピを紹介します。ウイスキーの起源や日本に伝わった歴史なども解説するので、ウイスキーの新たな知識を発見できるかもしれません。ぜひ最後までチェックしてください。

ウイスキーベースのカクテルとは?

ウイスキーベースのカクテルとは、その名前の通りウイスキーを主役として作ったカクテルのことです。居酒屋やバーの定番メニューである「ハイボール」もウイスキーベースのカクテルです。

そのまま飲むと風味や度数を強く感じるウイスキーですが、シロップや果汁を加えてカクテルにして飲めば格段と飲みやすくなります。カクテルのレシピによっては、ウイスキーの銘柄や種類が指定されているものもあります。レシピに絶対という決まりはないので自分好みにアレンジしてみても良いでしょう。ウイスキーに苦手意識があっても、飲みやすいカクテルと出会えるかもしれません。

そもそもウイスキーってどんなお酒?

そもそもウイスキーはどんなお酒なのでしょうか。どこの国で誕生し、どのような歴史があるのか意外と知らない人が多いかもしれません。ウイスキーについて新しい発見があるかもしれないので、ぜひチェックしてください。

ウイスキーの起源は?

ウイスキーの起源は現在でも解き明かされていませんが、蒸留酒の歴史と深いつながりがあります。蒸留酒自体の製造技術は、紀元前2000年頃にメソポタミアで生み出されたと言われています。

中世ヨーロッパでは、ウイスキーは不老不死の薬として作られ「生命の水」と名付けられていました。そして蒸留技術がケルト人に伝わった際に自分たちの言語であるゲール語で「ウシュク・ベーハー=生命の水」と直訳され、どんどん訛っていき「ウスケボー」「ウイスキー」と呼ばれるようになったと伝えられています。

当時のウイスキーは無色透明だった?

当時のウイスキーは無色透明で蒸留したままの状態で飲まれていたので、現在のような琥珀色ではありませんでした。ウイスキーが琥珀色のお酒として作られるようになったのは、驚くことに密造時代のエピソードが関係しています。

1707年にスコットランドがイングランドに併合されたとき、戦争続きで財政が厳しかった政府はウイスキーの原料である麦芽に重税を課しました。重税に猛反発した人たちは、これをきっかけに山奥や地下などでお酒を密造するようになります。

この時に、蒸留したお酒は見つからないように木の樽に詰めて隠されていました。その際にたまたまシェリー酒の空き樽が利用され、作りたてのウイスキーが保存されました。そして、時間が経過し樽から出してみると液体が琥珀色に変わっていて、飲んでみるとまろやかな味で香りも豊かに変化していたそうです。

まさかとは思いますが、このエピソードによって樽熟成という考え方が生まれ、現在のウイスキーの作り方が確立されたと言われています。

ウイスキーは日本にいつ伝わったの?

日本にウイスキーが初めて伝えられたのは、1853年にペリー率いるアメリカ艦隊が来航した「黒船来航」のときと言われています。記録にはアメリカンウイスキーとスコッチが持ち込まれ、日本人の役人にも振る舞われたそうです。本格的に輸入が開始されたのは明治維新後の1871年で、ウイスキーは庶民にとって異国の高級酒でした。

明治時代には、薬問屋が海外製のアルコールに砂糖などを混ぜてウイスキーらしきものを販売していましたが、本来のものとはかけ離れたものでした。大正時代にかけて日本のウイスキー造りが本格化し、1918年に竹鶴政孝がウイスキー造りを学ぶためにスコットランドへ留学、1923年に鳥井信治郎が山崎蒸留所の建設をしています。

日本のウイスキーの歴史は比較的新しいですが、現代ではジャパニーズウイスキーは世界5大ウイスキーのひとつとして、世界から高く評価されています。

カクテルのショート・ロングとは?

ところで、バーでカクテルをオーダーする際に「ショートカクテル」と「ロングカクテル」と耳にしたことはありませんか。実はコレ、グラスの高さや大きさを指しているのではなく、飲み切る時間によって分類されています。

例えばショートカクテルは、短時間で飲みきれるよう逆三角形のグラスに注がれていて、アルコール度数が20%以上のお酒をベースに作られています。対してロングカクテルは、グラスに氷が入っていて適温をキープしながら時間をかけて飲めるカクテルです。

どちらも「ショートタイム・カクテル」と「ロングタイム・カクテル」と覚えておくと分かりやすいかもしれません。

ウイスキーベースのカクテルおすすめレシピ

自宅でも簡単に作れるものからバーなどの定番カクテルまで、豊富な種類のウイスキーベースのカクテルのレシピを紹介します。さまざまな味わいを楽しめるようにたくさんの種類から厳選したので、気になるカクテルはレシピを参考にしてぜひ作ってみてください。

ウイスキーハイボール

ウイスキーハイボールは居酒屋でもよく見かける、ウイスキーベースのカクテルの定番メニューと言っても良いでしょう。ウイスキーを炭酸水で割るだけのシンプルなレシピとなっていて、自宅でも簡単に作れるカクテルです。割り物を自分好みにアレンジしても楽しめます。

・ウイスキー60ml

・炭酸水 グラスいっぱい

・氷

氷を入れた冷えているグラスにウイスキーを注ぎ、1:3くらいの割合になるように炭酸水を入れます。マドラーなどで縦に軽くかき混ぜればOKです。お好みでカットレモンも乗せれば、爽快感がさらにアップします。炭酸水をコーラにすればコークハイ、ジンジャーエールにすればジンジャーハイボールの完成です。

カリフォルニア・レモネード

カリフォルニア・レモネードには「永遠の感謝」というカクテル言葉があり、家族や友人に対して思いを伝えるときにも飲まれています。鮮やかな赤色がカリフォルニアの海にぴったりな太陽を連想させますが、名前の由来は分かっていません。レシピのグレナデンシロップはザクロの果汁と砂糖から作られるシロップですが、レモンとライムの風味が全体をキリッと引き締めます。

・ウイスキー45ml

・レモンジュース20ml

・ライムジュース10ml

・グレナデンシロップ小さじ1

・炭酸水適量

シェーカーにウイスキーとレモンジュース、ライムジュース、グレナデンシロップを入れてシェイクします。氷を入れた冷えたグラスに注いで、炭酸水で満たせば完成です。

ミントジュレップ

ミントジュレップは、ミントの爽やかな香りを楽しめるウイスキーベースのカクテルです。爽やかでリフレッシュできるような味わいで、ミント好きにはたまらないでしょう。夏にもおすすめですが、競馬のケンタッキーダービーでは公式ドリンクとして親しまれています。

・ウイスキー30ml

・シュガーシロップ小さじ1

・水か炭酸水

・ミントの葉10枚ほど

・クラッシュアイス

グラスにミントの葉とガムシロップ、ウイスキーを入れて葉を軽く潰すように混ぜます。ミントの香りを出すのがポイントで、ガムシロップはよく溶かしましょう。最後にウイスキーとクラッシュアイスを加えて軽くかき混ぜたら完成です。仕上げにミントやレモンを乗せて飾っても良いでしょう。

ゴッドファーザー

ゴッドファーザーは有名なマフィア映画の「ゴッドファーザー」公開後に生まれたカクテルです。ベースのウイスキーをウォッカに変えると「ゴッド・マザー」というカクテルになります。材料のアマレットはアーモンドのような香りの甘いリキュールです。イタリアのスイーツにもよく風味付けとしても使われます。ゴッドファーザーはシンプルなレシピですが、深い味わいを楽しめます。ロックグラスに入れて飲みますが、度数も高いので香りや風味を楽しみながらゆっくりと時間をかけて飲むロングカクテルです。

・ウイスキー45ml

・アマレット15ml

氷を入れたロックグラスにウイスキーとアマレットを加えて、軽く混ぜれば完成です。

オリエンタル

オリエンタルには「東洋の」という意味があります。アメリカ人がフィリピンで熱病にかかった際に現地の医者に助けてもらったお礼として、このカクテルをレシピを贈ったと言われています。ウイスキーをベースとして甘みや酸味がバランス良く合わさっていて、香りも楽しめるカクテルです。鮮やかなオレンジ色に赤色のチェリーが、美しいサンセットを連想させます。

・ウイスキー30ml

・スイートベルモット10ml

・ホワイトキュラソー10ml

・ライムジュース 10ml

・マラスキーノチェリー1個

シェイカーでウイスキーとスイートベルモット、ホワイトキュラソー、ライムジュース をシェイクします。グラスに注いだら、カクテルピンに刺したマラスキーノチェリーを入れて完成です。

マンハッタン

「カクテルの女王」とも呼ばれているマンハッタンは19世紀半ばから飲まれていて、世界中で愛されているカクテルです。ウイスキーの辛口さとほんのり甘みを感じられる大人の味わいが特徴で、ウイスキーベースのカクテルの中では定番となっています。イギリスの元首相チャーチルの母親が考えた説が有名で、第19代アメリカ合衆国大統領選挙のニューヨークで行われた支援パーティーで参加者に振る舞ったそうです。そして、その時の会場がマンハッタンクラブだったことに由来していて、上流階級を象徴するようなカクテルとなっています。

・ウイスキー45ml

・スイートベルモット15ml

・アロマチックビター小さじ1

・レッドチェリー1個

ミキシンググラスにウイスキーとスイートベルモット、アロマティックビターズを入れてかき混ぜます。カクテルグラスに注いだら、砂糖漬けされたレッドチェリーを飾って完成です。

カウボーイ

カウボーイはウイスキーを牛乳で割って飲むカクテルで、砂糖やシロップなどで甘みも加えます。意外な組み合わせと思われるかもしれませんが、実は相性抜群のウイスキーと牛乳。ウイスキー独特のアルコール感を牛乳がまろやかさや甘みに変換してくれるのです。牛乳の代わりに生クリームを使うレシピや、温めてホットドリンクとしても飲まれることがあります。

・ウイスキー45ml

・牛乳105ml

・砂糖適量

・氷
氷を入れたグラスにウイスキーを注いだら、牛乳を加えて良く混ぜます。お好みで砂糖適量を入れてください。厳密に分量が決められている訳ではないので、自分好みの分量に調節してみるのもおすすめです。

オールド・パル

オールド・パルには「古い友人」「懐かしい仲間」という意味があります。アメリカで生まれたウイスキーベースのカクテルで、禁酒法が作られる前から飲まれたと言われている歴史ある飲み物です。日本ではあまり飲まれていませんが、ウイスキーの香りとカンパリのほろ苦さがマッチする大人の味わいで、世界ではかなり有名なカクテルです。

・ウイスキー20ml

・ドライ・ベルモット20ml

・カンパリ20ml

全ての材料をミキシンググラスに入れてかき混ぜ、カクテルグラスに注いで完成です。

まとめ

この記事では、自分で作る時におすすめのウイスキーベースのカクテルレシピを紹介しました。カクテルの種類は豊富にありますが、材料ふたつで完成するレシピもあるので意外と挑戦しやすいのではないでしょうか。慣れてきたら、バーの定番カクテルや自分好みに分量を調節して作ってみるなど、さまざまな味にチャレンジしてみるのもおすすめです。

使うウイスキーの銘柄によってカクテルの種類や味わいが変化するのも楽しんでみても良いでしょう。すっきり感やまろやかさ、甘み、辛口のキリッと感など、好みの味わいを見つけられるとより一層楽しめること間違いなしです。ぜひ、この記事を参考にして自宅でもウイスキーベースのカクテルを作ってみてください。

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