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低アルコールワインの魅力とは?美味しく楽しむための選び方

低アルコールワインの魅力とは?美味しく楽しむための選び方
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ワインを楽しみたいけど「度数が高くてすぐに酔ってしまう」「翌日にアルコールが残ってしまう」とお悩みではありませんか。そんなあなたにおすすめなのが「低アルコールワイン」です。

実は、最近では健康志向の高まりやライフスタイルの多様化を背景に、アルコール度数が控えめな飲み物が注目を集めています。この記事では、話題の低アルコールワインの魅力や特徴について解説するので、ぜひ最後までチェックしてください。

低アルコールワインとは

低アルコールワインのはっきりとした定義はありませんが、一般的にはアルコール度数が10%以下のワインを指します。通常のワインの度数は、赤ワインが12〜16%、白ワインが5〜14%程度です。ただし、ぶどうの種類や収穫時期、醸造方法によって変動するため、あくまでも目安となります。

通常のワインの度数を考慮すると、低アルコールワインは軽い口当たりで爽やかな飲み口です。とはいえ、低アルコールワインの味わいは、フルーティーな甘口なものからキリッとした辛口のものまでと多彩です。白・赤・ロゼ・スパークリングと種類も豊富なので、料理との相性やシーンに合わせて選ぶ楽しさもあります。

低アルコールなだけあって、身体への負担も少なく抑えられます。お酒を飲みたい気分だけれど酔いたくないという時にもぴったりで、日常的に楽しみやすいのも魅力ポイントです。

低アルコールワインのメリット

あまり聞き馴染みのない方も多いかもしれませんが、低アルコールワインにはどのようなメリットがあるのでしょうか。以下では、低アルコールワインのメリットを3つ紹介します。

飲みやすく酔いにくい

低アルコールワインはアルコール度数が低いため、体に負担が少なく、気軽に飲めるのが最大の特徴でもあり魅力です。特に、次の日の予定を考慮して控えめに飲みたい時や体質的にアルコールが弱い方にもおすすめです。

仕事終わりに一杯だけ楽しむ、リラックスしながらお酒を飲みたいなど、さまざまなシチュエーションでも選択肢が多彩に広がります。口当たりが軽くて飲みやすいですが、ノンアルコールではないので飲み過ぎには注意しましょう。ただ、酔いにくく安心して楽しめるのは嬉しいポイントですね。

カロリーや糖質が比較的控えめ

低アルコールワインは、カロリーや糖質も比較的控えめです。アルコールには1gあたり約7kcalのエネルギーが含まれています。そのため、アルコール度数が低いほど、通常のワインに比べてカロリーを抑えられるのです。

低アルコールワインの中でも辛口や白、ロゼなどをを選べば、糖質も少なくダイエット中でも無理なく味わえます。「お酒を飲みたいけど体型が気になる」という方でも罪悪感なく楽しめるのは嬉しいですよね。ただし、甘口のワインは糖質が高めになる傾向なので、選ぶ際や飲み過ぎには注意が必要です。

ワイン初心者でも挑戦しやすい

低アルコールワインはアルコール度数が低くて飲みやすいので、ワイン初心者の方にもおすすめです。また、フルーティーで軽やかな味わいのものが多いので、ワイン特有の渋みや酸味が苦手な方でも楽しめます。通常のワインだと上記の味わいに慣れるまで時間がかかりますが、低アルコールワインならその点でも気軽にトライしやすく、ギフトとしても喜ばれます。さらに、低アルコールワインは通常のワインと比較して、価格帯も手頃なものが多いのでチャレンジもしやすいです。ワインの世界への入り口としてお試ししても良いでしょう。

低アルコールワインの選び方

ワイン初心者でもチャレンジしやすい低アルコールワインですが、味のタイプや価格帯はさまざまです。数多い種類の中から自分にピッタリの低アルコールワインを選ぶ方法を、以下で詳しく解説します。

アルコールの度数で選ぶ

低アルコールワインとはいえ、アルコール度数には幅があります。5%程度のものから10%未満のものまでとさまざまです。そのため、自分の好みや体質に合わせて選ぶことが重要です。

気軽に楽しみたいなら5〜7%のもの、少し飲みごたえが欲しいなら8〜10%程度のものを選びましょう。特に、アルコールが弱い方はまずは度数の低いものから試してみてください。数パーセントの違いでもアルコールの体感は大きく変わるため、慣れるまでは度数が低めのものから試してみるのがおすすめです。

味のタイプで選ぶ

ワインの味には、甘口・辛口、酸味・渋みの強さなどがあり、ひとつの違いで大きく印象が変わります。低アルコールワインも同様で、甘口から辛口までさまざまな味わいがあります。

甘口はフルーティーで飲みやすいので、デザートや軽食と合わせるのにぴったりです。一方で、辛口は食事との相性が良く、魚料理などとのペアリングに向いています。自分の好みや食事の内容に合わせて選ぶのがおすすめです。

ワイン初心者の方は、甘みも感じられるフルーティーなタイプの低アルコールワインから始めてみてはいかがでしょうか。

価格帯で選ぶ

初めて低アルコールワインを選ぶ場合は、価格帯を基準にするのもおすすめです。低アルコールワインは手頃な価格帯から高級品まで幅広く揃っているので、初めて試す場合は気軽に始められる低価格のものから始めてみると良いでしょう。手頃な価格だと、1,000〜2,000円台でも十分に楽しめる品質のものが多くあります。まずは1,000円前後の低アルコールワインから試してみて、気に入った味タイプやブランドが見つかったら少し高めのワインにも挑戦してみても良いかもしれません。価格帯によって味わいや品質が異なるため、予算や目的に応じて選ぶことが大切です。

低アルコールワインのシーン別楽しみ方

ワイン初心者や飲みやすいお酒を探している人以外でも、低アルコールワインを楽しむ方法は豊富にあります。以下では、低アルコールワインのシーン別の楽しみ方を紹介します。

リラックスしたい平日の夜に

低アルコールワインは仕事終わりなどの疲れた1日の、自宅でホッと一息ついてリラックスしたい時にピッタリです。度数が低いので翌朝にアルコールが残りにくく、深く酔わずにリラックス効果を得られます。

忙しい1日を終えて、音楽を聴きながら、映画を観ながらなど、心地よいリラックスタイムになること間違いないでしょう。低アルコールワインは味わいも軽やかなのでちょうどよく気分もほぐれて、安心して楽しめます。仕事や家事の後などのゆっくりした時間に、ぜひ飲んでみてください。

昼飲みやアウトドアに

低アルコールワインは、昼飲みやアウトドアにも最適です。キャンプやBBQなどの屋外のレジャーシーンや、ピクニック、昼飲みにも活躍します。アルコール度数が低いため、日中に飲んでも酔いが回りにくいです。そのため、午後の予定にも影響しづらく、日中の活動に支障をきたしません。

天気の良い日にはスパークリングタイプがおすすめで、冷やして飲めば爽快感や休日の特別感も味わえます。ボトルデザインもさまざまなので、オシャレな低アルコールワインを選んでテーブルの上を華やかに彩ってみてはいかがでしょうか。

軽めの食事とのペアリングに

低アルコールワインは、軽めの食事とのペアリングにピッタリです。特に、サラダや前菜、チーズ、魚料理、和食など、重たくない食事に合わせると絶好のペアリングを楽しめます。軽い口当たりで飲みやすい低アルコールワインは、料理の美味しさを引き立てる役割を果たしてくれます。

レストランだけでなく、ホームパーティーやおうちディナーにも最適です。特におすすめなのは、酸味のある白ワインや、フルーティーなロゼワインです。さまざまな料理と合わせやすく、食事の時間をより華やかにしてくれるでしょう。

低アルコールワインが向いていない人

さまざまな魅力がある低アルコールワインですが、中にはあまりおすすめできない人もいます。しっかりとした飲み応えや本格的なペアリングを楽しみたい人は、通常のワインを選んだ方が良いかもしれません。

ワインの濃厚な味わいを楽しみたい人

ワインの濃厚な味わいを楽しみたい人は、低アルコールワインが向いていないかもしれません。なぜなら、低アルコールワインの味の特徴は軽やかでフルーティーなので、通常のワインの濃厚さを求める人には物足りなく感じてしまう可能性があるからです。

特に、長期熟成されたフルボディの赤ワインや樽香の効いた白ワインなど、ワインならではの特徴を楽しみたい人は低アルコールワインではなく、通常のワインを選ぶと良いでしょう。アルコール度数だけでなく味の深みもしっかりと堪能したい人こそ、通常のワインがおすすめです。

ワインの飲み応えをしっかり味わいたい人

低アルコールワインは、ワインの飲み応えをしっかり味わいたい人にもあまり向いていません。お酒の「飲んだ感」が欲しい人や、1杯で十分な満足感を得たいという方には、アルコール度数が高めの通常ワインの方が合っている場合があります。

低アルコールワインは口当たりが軽くスッと飲める反面、飲み応えという点では弱く感じられるかもしれません。お酒が強い方やアルコールの刺激を求める方は、物足りなさを感じる可能性があります。そのため、低アルコールワインではない他の選択肢を検討してもよいでしょう。

本格的なペアリングを楽しみたい人

料理との本格的なペアリングを楽しみたい人は、低アルコールワインではないものを選ぶのがおすすめです。低アルコールワインは口当たりが軽く、前菜やサラダなどの重たくない食事に合わせやすいメリットがあります。

しかし、その反面、濃厚な肉料理や熟成チーズといった味の強い食材には、フルボディの赤ワインなどの方が料理とワインのマリアージュを楽しめる場合があります。軽やかな低アルコールワインではバランスが取りにくいこともあるので、用途に合わせてワインを選びましょう。

低アルコールワインについてよくある質問

低アルコールワインの魅力についてたっぷり紹介してきましたが、以下ではよくある質問について回答します。低アルコールワインにチャレンジしてみたい人は、ぜひ参考にしてください。

ノンアルコールワインとの違いとは

低アルコールワインとノンアルコールワインの違いは、アルコール度数にあります。低アルコールワインは5〜10%程度のアルコールを含んでいるのに対して、ノンアルコールワインはアルコール度数が法律上1%未満のものを指します。

「完全に酔わずに飲みたい」「車の運転がある」といった場合はノンアルコールワインが適しています。アルコールを控えたい方や妊娠中の方でも、お酒気分を楽しめるのがノンアルコールです。一方、「少しだけお酒の風味や酔いを楽しみたい」「ほろ酔い気分になりたい」という方には、低アルコールワインが最適です。

低アルコールワインはどこで買える

低アルコールワインは、楽天市場やAmazonなどのオンラインショップで購入可能です。ネットからの注文なら品揃えも豊富で、産地別やタイプ別に検索できるので、自分好みの低アルコールワインをセレクトできます。

最近では、スーパーや酒屋さん、ワイン専門店などでの取り扱いも増えています。初めての低アルコールワインなら、店員さんに相談したりネットのレビューを参考にしたりしましょう。ひとつに選べない場合は、飲み比べセットから試してみるのもおすすめです。

低アルコールワインの日持ちはどれくらい

低アルコールワインの日持ちは、開栓後なら通常のワインと同様に「開栓後どれだけ早く飲みきるか」がポイントです。開けた後は冷蔵庫で保存し、3〜5日以内に飲み切るのが理想的。1週間以上経過しないようにしましょう。

未開封なら、白ワインは1〜2年、赤ワインは2〜3年が目安とされています。しかし、保存状態によってはこの目安よりも早く品質が劣化する可能性もあります。未開栓の状態であれば、ボトルに記載された賞味期限を参考にすると安心です。

また、アルコール度数が0.5%未満であるノンアルコールワインは、賞味期限が明記されているので長期保存にはあまり向いていません。

まとめ

今回は、低アルコールワインの魅力と特徴について徹底解説しました。低アルコールワインは、飲みやすさと気軽さ、そして日常への取り入れやすさが大きな魅力です。選ぶ際は、自分の好みやライフスタイルに合ったアルコール度数や味のタイプ、価格帯を基準にすると失敗が少なくなります。ぜひ、この記事を参考にして日常に低アルコールワインを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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