札幌で人気のアフタヌーンティーといえば？知っておきたいオススメのお店10選！

アフタヌーンティーといえば、高さのあるスタンドに盛り付けられた華やかなスイーツが印象的ですよね。
お誕生日や記念日などのお祝いで、利用したことがある人も多いのではないでしょうか。
優雅な時間を過ごせるアフタヌーンティーには魅力がたくさん！

そこでこの記事では、札幌でアフタヌーンティーを楽しめるお店をご紹介していきます。
季節限定のメニューや、お店ごとに異なる印象に注目してお気に入りのアフタヌーンティーを見つけてみてくださいね。

アフタヌーンティーってなに？

オススメのお店を紹介する前に、まずはアフタヌーンティーについて説明していきましょう。

アフタヌーンティーとは、イギリスで生まれたお茶会のような文化です。
紅茶などを飲みながらデザートや軽食を楽しむ習慣のことを指しています。

スイーツやスコーンなどを２～３段に盛り付けた、タワーのようなアフタヌーンティースタンドは豪華で魅力的ですよね。
日本では主にホテルやカフェで提供していることが多いため、自宅では味わえない贅沢で特別な時間を過ごせることが人気の理由のひとつでしょう。

アフタヌーンティーの歴史や起源

アフタヌーンティーの始まりは1840年代のこと。
イギリスのベッドフォード公爵夫人のアンナ・マリア・ラッセルが始めたものだと言われています。

19世紀のイギリスでは食事は１日２回、10時の朝食と20時の夕食だけでした。
空腹に耐えかねたアンナ・マリア・ラッセルは、16時頃にベッドルームで紅茶とパンのひとりお茶会を楽しむようになったのだそう。

その後、友人たちを招くようになり貴婦人たちの優雅な社交場へと発展し、いつしかアフタヌーンティーとよばれるようになっていったのです。

ビクトリア時代の後期には、ロンドンのホテルでアフタヌーンティーが楽しめるようになるほど有名になりました。
20世紀には３段のアフタヌーンティースタンドのスタイルが誕生し、徐々に定着していったのだそう。

現在では紅茶やスイーツの種類も増え、格式に関係なく誰でも気軽に楽しめるようになりました。
本場イギリスでも、日本と同じように若者の間でアフタヌーンティーが流行っているそうですよ。

アフタヌーンティーとハイティー

アフタヌーンティーと似た習慣で“ハイティー”とよばれるものがあります。

朝食と夕食の間に間食としてスイーツや軽食を楽しむアフタヌーンティーに比べ、ハイティーは食事をすることが目的。
前菜に始まりお肉などのメインからデザートまで、ボリュームたっぷりのメニューになっています。
別名ミートティーともよばれ、時間帯は午後６時～７時頃に行われるものなんだそう。

アフタヌーンティーが上流階級の貴族たちの間で生まれた文化に対して、ハイティーは労働者階級から広まったという発祥の違いもあるそうです。

19世紀のアフタヌーンティーでは、白いパンにきゅうりだけを挟んだサンドイッチが定番でした。
それは農園や農作業者を雇っている限られた者だけが作れる代物。

今でこそ、軽食の種類も増えてさまざまな具材を使用していますが、当時は新鮮なきゅうりを使ったアフタヌーンティーは生活が豊かな証拠でありステータスだったそうです。

メニューやドリンク

アフタヌーンティーは、主にセイボリー・スコーン・ペイストリーの３種類で構成されています。

セイボリーはサンドイッチやパイ、キッシュなどの塩気のある食べ物のことで、ペイストリーは小麦粉やバター、卵などを使って作られた焼き菓子や生菓子です。
焼き立てのスコーンには、ジャムやクリームを添えて提供するのが一般的なんだそう。

ドリンクには種類豊富な紅茶の他にも、シャンパンやウェルカムドリンクが用意されていることが主流に。
食べる物に合わせて紅茶を選んだり、お酒とのマリアージュを楽しむのも良さそうですね。

札幌のアフタヌーンティーをご紹介

ここまで読んで、アフタヌーンティーに関する知識が増えたのではないでしょうか。

それではいよいよオススメのアフタヌーンティーのお店をご紹介していきましょう。

①ANA クラウンプラザホテル札幌

画像出典：ANA クラウンプラザホテル札幌 公式サイト

ANAクラウンプラザホテル札幌では、春らしいアフタヌーンティが楽しめます。
苺をたっぷり使用した10種類のスイーツと、お口直しの3種類のセイボリーがセットに。

最上階の26階から見える素晴らしい景色とともに、こだわりのアフタヌーンティを堪能してみてはいかがでしょうか。

②SAPPORO STREAM HOTEL

画像出典：SAPPORO STREAM HOTEL 公式サイト

苺づくしのスイーツと魅力的なセイボリーに加えて、北海道産のフレッシュ苺の食べ比べも楽しめちゃう。
平日なら苺のおかわりが出来るのでさらにオススメです。
セイボリーメニューも多めで満足感の高いアフタヌーンティーになりそうですね。

③ニューオータニイン札幌

画像出典：ニューオータニイン 札幌 公式サイト

旬の苺と抹茶の組み合わせが楽しめるスイーツが勢揃い。
おかわり自由のドリンクメニューには、ドイツの老舗紅茶が7種類も！
こだわりのスイーツに好みの紅茶を組み合わせて至福のひとときを過ごせそうですね。

④札幌グランドホテル

画像出典：札幌グランドホテル 公式サイト

札幌グランドホテルでは、月替りのスイーツやオリジナルブレンドティー、マンスリーのお茶も堪能することができます。
この時期は苺と桜をメインとした構成になっているので、春らしさを感じられることでしょう。

⑤札幌プリンスホテル

画像出典：札幌プリンスホテル 公式サイト

札幌プリンスホテルでは、この時期に相応しい苺をメインとしたオリジナリティー溢れるデザートがいただけます。
華やかな見た目はもちろんですが、種類豊富なRonnefeldt（ロンネフェルト）の紅茶や、地上28階からの景色も魅力的です。

⑥CAFE de ROMAN

画像出典：CAFE de ROMAN 公式Facebook

メニューに「さくらと和栗のモンブランパフェ」が入っている、とっても豪華なアフタヌーンティー。
メインのお皿にのった７種類のスイーツの他にも、７種類の焼菓子と５種類のセイボリーがセットになっていて、全部で２０種類もの味わいが楽しめます。

⑦Patisserie cafe L’Or

画像出典：Patisserie cafe L’Or 公式サイト

パティシエこだわりのスイーツとセイボリーを一緒に楽しみめる贅沢なセットです。
ショーケースの中から好みのケーキを選べるのが嬉しいポイント！
フルーツサンドには、フレッシュな果物と北海道産の生クリームがたっぷり入っていますよ。

⑧Patisserie LEEMO（パティスリー・リーモ）

画像出典：Patisserie LEEMO 公式Facebook

⑨ホテルモントレエーデルホフ札幌・隨縁亭

画像出典：ホテルモントレーエーデルホフ札幌

隨縁亭では和をモチーフにした「和ふたぬーんティー」が楽しめます。
桜餅やわらび餅などの和菓子が好きな人にピッタリのアフタヌーンティーです。
さらに、セットの食事は京都の名店で修行を重ねた料理長が腕をふるった京風ランチ！
和食派の方、必見です。

⑩札幌グランドホテル・オールドサルーン1934

画像出典：札幌グランドホテル公式サイト

ラウンジ・バー オールドサルーン1934では、なんと夜にアフタヌーンティーが楽しめちゃうんです。
種類豊富なノンアルコールのカクテルはフリーフローで、ワインやカクテルもお得に注文可能。
ラウンジ・バーならではのムードのある店内で、素敵な時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか？

まとめ

この記事では、札幌でアフタヌーンティーをする際にオススメのお店をご紹介しました。
気になるお店はありましたか？

もともとは貴族のお茶会から生まれた風習ですが、厳格なマナーは必要ありません。
誰もが気楽に楽しめるアフタヌーンティーをぜひ体験してみてくださいね。