カフェの滞在ってどのくらい？利用目的と目安時間

一人で作業をしたい時や、友達とゆっくりおしゃべりをしたい時にカフェを利用することってありますよね。
夢中になっていつの間にか長居していた！なんて経験もあるのではないでしょうか。
「カフェの滞在時間ってどのくらいがベストなんだろう？」と疑問に思ったことがある人もきっと多いはず。

この記事ではカフェの滞在時間をテーマとし、カフェでの過ごし方や楽しみ方についてもご紹介していきます。

カフェの魅力とは

まずは、カフェの魅力からご紹介していきます。
なぜ人はカフェを利用したくなるのでしょうか。

手の込んだメニューに満たされる

カフェの魅力１つ目は、メニューへのこだわり。
旬の食材を使った料理や季節のフルーツのスイーツなど、その店ならではの料理を楽しめます。
自宅では手軽に作れないようなクオリティで、「あのカフェのあれが食べたい！」とオリジナルメニュー目当てに来店する人も多いでしょう。

こだわりのコーヒーを求めて

毎日のルーティンにコーヒー取り入れてる人って多いですよね。
休憩タイムだけじゃなく、仕事中に飲む人も多いのではないでしょうか。
カフェは、そんなコーヒータイムをもっと上質な時間にしてくれる場でもあります。
豆や淹れ方にこだわったハイクオリティなコーヒーはとても魅力的であるといえます。

空間の癒やし効果

空間をデザインしているカフェって多いですよね。
古民家を改造した温かみのある空間にほっとしたり、こだわりのインテリアを配置して洗練されたスタイリッシュな空間に癒やされたりしたこともあるのではないでしょうか。
また、BGMを流すことでリラックスしたり、気分が上がったりするため、自宅とは違う特別な時間を過ごせる場としても人気があるんです。

カフェと文化的な関わり

カフェは飲食店の役割だけでなく社会的な交流の場としても大きな役割を果たしています。
作家や芸術家などがアイディアをだすために寄ることも珍しくはないでしょう。

また、芥川龍之介や村上春樹など、実際に多くの文化人がカフェや喫茶店を愛したという話も有名ですよね。
自分のお気に入りの空間だからこそ、アイデアが浮かびやすいのかもしれませんね。

カフェの楽しみ方と滞在時間

それでは、ここからはカフェの滞在時間の目安を利用目的ごとにご紹介していきます。

ちょっと休憩

美味しいコーヒーが飲みたいとき。
他に用事があるときにちょっと休憩したいときなど、コーヒー１杯だけの場合だと、30分～１時間の利用が多いようです。

友人や家族との楽しいひとときを過ごす

カフェでは美味しい料理やスイーツを食べながら、楽しくおしゃべりをするのは鉄板ですよね。
話が盛り上がってしまうと時間の経過に気づけないこともあるでしょう。
ランチとデザートを注文した場合は２時間～３時間くらいを目安としておくと良いでしょう。

仕事や勉強に徹する

静かなカフェは、勉強や仕事をするのに最適です。
自宅と違って誘惑が少ないことや、周りに人がいることでやるべきことに集中して取り組めるでしょう。
普段とは違う環境に身を置くことで、文章や構成、ストーリーやデザインなども生み出せそうですね。
しかし、気をつけたいのはドリンクバーだけでいつまでも居座ること。
お客さんが少ない時間ならまだしも、仕事や勉強をするときはドリンクバーだけではなく食事を頼むなどして時間に合ったメニューを注文した方が良さそうです。
こちらも時間としては３時間程度に留めておくのが無難です。

読書で有意義な時間を過ごす

カフェで読書をすることは、自宅とは違った特別な空間なのでピッタリ。
一人でのんびりとした時間を過ごしたい人におすすめです。
本の世界にどっぷり浸れることでしょう。

読書をするとあっという間に時間が経ってしまいますが、ドリンクだけなら１時間ほど、料理も食べるなら２時間程度にしておきましょう。

趣味を楽しむ

カフェはさまざまな趣味との相性が良いスポットです。
一眼レフでの写真撮影や、ぬい撮り・アクスタとの写真撮影でも訪れる人が多いようです。
また、雰囲気のあるカフェなら着物やレトロな格好でのおでかけにもピッタリ。
自分好みのカフェを選んで雰囲気を楽しむのもおすすめの過ごし方ですよ。

こちらも読書と同様で、ドリンクだけなら１時間、料理も食べるなら２時間程度が目安です。

目的別のおすすめカフェ

カフェでわいわい過ごしたいなら

THE BARK

画像出典：公式サイト

遊園地や公園のようなコンセプトで非日常感を味わえるカフェ。
営業時間も長いので夜遅くまで楽しめるのも魅力的。

イニシャル サッポロ

画像出典：公式Facebook

札幌といえば有名なシメパフェブームの先駆けとなったお店。
お洒落なお店で洗練されたデザートを食べたい人にピッタリ。
女子会や、デートで利用するのはいかがでしょうか？

静かに読書を楽しみたいなら

コジカコーヒー

画像出典：食べログ

白を基調とした店内は少し小さめ。
こだわりのコーヒーとスイーツが楽しめます。
丁寧に作られたケーキを食べながら一人読書を楽しめば、とても有意義な時間を過ごせそう。

LAMP LIGHT BOOKS CAFE

画像出典：公式サイト

ランプライトブックスホテル札幌の1階にある、カフェ併設の本屋さんです。
本に囲まれた空間で、自分だけの癒やし時間をゆったりと堪能できそう。
今の時代には珍しく24時間営業しているので、思い立った時に利用できるのも嬉しいですね。

リモートワークするなら

アクセアカフェ 札幌アスティ45店

画像出典：公式サイト

札幌駅直結のリモートワーク推奨のカフェです。
Wi-Fi、電源完備で、フリードリンク、持ち込みもOK。
個室のブースもあるのでWeb会議や電話でのやりとりもできますよ。

ボンサルーテ・カフェ

画像出典：食べログ

ホテルグレイスリー札幌1Fにある朝食ビュッフェが楽しめるカフェ。
宿泊者の利用が多いためか、電源のあるカウンター席は空いていることがある穴場なんだそう。
Wi-Fiも利用可能なので、開放的でお洒落なカフェでノマドワークがしたい人にピッタリです。
営業時間が短いので注意してくださいね。

趣味を楽しみたいなら

Shami Coffee & b'(シャミ コーヒーアンドビー)

画像出典：A Day in the Cafe

古い建物をリノベーションして作ったこのカフェでは、今と昔が混ざりあった特別な空間を堪能できます。
マスターの思いが込められたこだわりのカフェで、着物やレトロな格好で行ったら絵になりそう。

RY’S cafe bar

RY’S Cafe Barは「札幌で１番お洒落なカフェ＆イタリアンバー」をコンセプトに作られたお店です。
店内は雰囲気の異なる３つのエリアに分かれています。

ミッドセンチュリーな「モダンアートエリア」では仕事や勉強などの１人作業に。
ゴージャスで非日常な空間の「アンティークエリア」では友人や恋人との楽しいひとときが、さらに特別な時間になりそう。
屋外にある「リゾートテラスエリア」では、旅行先のようなリラックス感を味わえるかも。
目的によって使い分けできるのが、とても魅力的ではないでしょうか。

滞在時間の注意点とマナー

長居しすぎない

人気のお店であれば、混雑時は１時間半までといった場合もありますが、カフェを利用する時間は決まっていないお店が大半。
かといって、コーヒー１杯でいつまでもいるのは非常識という認識も多いようです。
先ほど説明した、目安の時間を参考にして滞在時間を決めましょう。

もう少し長居したいと思う場合はコーヒーのおかわりや追加の注文をするのがベター。
追加したとはいえ、その後は１時間くらいを限度としたほうが良いでしょう。

セキュリティに注意

カフェでパソコン作業をする場合は、人の視線を含めたセキュリティに注意する必要があります。
カウンター席や１人用の席に案内されることもありますが、背後を人が通る席や、窓際の席などは注意が必要です。
なるべく背面に壁がある席を選んだり、覗き見防止のフィルターを活用したりすると良いでしょう。
しっかり対策して、無意識の情報漏洩を防ぎたいですね。

また、作業をするうえでとても大切なのがネット環境です。
パスワードのない公共のフリー回線はセキュリティ面で問題がある可能性もあります。
カフェでWi-Fiが提供されていても、暗号化されていない接続先の利用は避けることが望ましいでしょう。

カフェが混雑する時間帯だと、多くの人が同時にネットを利用するため、インターネットにスムーズに接続できない場合もあります。
データ重視の作業を行う場合には自身のスマートフォンのテザリング機能やモバイルWi-Fiなど確実なネットワーク環境を用意することが望ましいです。

Web会議や長時間の電話は控える

カフェではWeb会議や電話での打ち合わせなどは控えたほうが良いでしょう。
店内に情報を共有しているようなものです。
また、他のお客さんが居心地の悪さを感じ、お店の雰囲気を壊す行為にも考えられます。

会議や打ち合わせをするならば、コワーキングスペースの個室や、リモートワークの使用を許可している理解ある店舗を利用してくださいね。

まとめ

カフェは飲食を楽しむだけではなく、おしゃべり、癒やし、仕事、趣味などさまざまな目的で利用されていることが分かりましたね。
滞在時間が決まっていないお店であれば、時間の制限はありませんが、他のお客さんのことを考えた配慮のある行動をすることが大事なのではないでしょうか。

カフェでの時間はすぐに過ぎてしまいますが、長時間滞在することで周囲に及ぼす影響を意識し、スマートに対応することがカフェ文化を守るうえでもとても大切なのでしょう。

カフェの滞在時間は利用目的によって変わるものですが、目安の時間を知っておくことで、お店や周りのお客さんにも迷惑をかけずに気持ちの良い時間を過ごせそうですね。