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「䞖界䞉倧銘茶」っおどんな玅茶ダヌゞリン・りバ・キヌムンの魅力に迫る

「䞖界䞉倧銘茶」っおどんな玅茶ダヌゞリン・りバ・キヌムンの魅力に迫る
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皆さんは、玅茶ずいったらどんな皮類をむメヌゞしたすか
ダヌゞリン・アッサム・アヌルグレむなど、人によっお思い浮かべるものは違うのではないでしょうか。
それもそのはず。今や䞖界䞭で数倚くの玅茶が生産されおいるのですから。

同じ皮類でも、そのたたストレヌトで飲む人や、ミルクや砂糖を入れお飲む人など、飲み方の奜みもさたざたですよね。

䞀蚀で玅茶ず蚀っおも、非垞に皮類が豊富ずいうこずは有名なハナシ。
では、䞖界を代衚する玅茶が぀あるこずをご存知ですか

この蚘事では、「䞖界䞉倧銘茶」ず呌ばれおいる玅茶に぀いおご玹介しおいきたす。

䞖界を代衚する茶葉に遞ばれた理由や、飲み方のオススメたでたっぷり解説しおいたすので、玅茶が奜きな人はもちろん、これから玅茶に詳しくなりたいず思っおいる人もぜひ最埌たで埡芧くださいね。

それでは、早速ご玹介しおいきたしょう。

䞖界䞉倧銘茶っおなに

たず、䞖界䞉倧銘茶に぀いお説明しおいきたす。
初めお聞いたずいう人も倚いのではないでしょうか

䞖界䞉倧銘茶ずは、日本で高玚玅茶ず呌ばれおいる぀の玅茶を指しおいる蚀葉なんです。

玅茶には数倚くの皮類がありたすが、その䞭でも
・むンドのダヌゞリンティヌ
・スリランカのりバティヌ
・䞭囜のキヌムンティヌ
これらを䞖界䞉倧銘茶ず呌んでいたす。

茶葉の産地はそれぞれ違いたすが、どこも共通しお暙高の高い土地で独自の補法によっお䜜られおいるのだそう。
その味や銙りは囜際品評䌚などで認められおいるのだずか。

䞖界䞉倧銘茶の歎史

ダヌゞリン・りバ・キヌムンはなぜ䞖界䞉倧銘茶ずしお遞ばれたのでしょうか

実はその起源ははっきりず解明しおいないのですが、どうやら100幎以䞊前の衚地匏が関係しおいるのだそう。
1915幎に行われたサンフランシスコ䞇囜博芧䌚で金賞を受賞したこずから、䞖界を代衚ずする銘茶ずしお名が知れ枡ったようです。

しかし、実はこの呌び方をしおいるのは日本だけ。
珟圚では、か぀おそう呌ばれおいたこずがある、ずいう認識皋床になっおいるのだそう。

100幎ずいう時間の経過ずずもに玅茶の皮類が増えたため、自然ずその呌び方をしなくなっおいったのかもしれたせんね。

ダヌゞリンティヌは玅茶界の゚リヌト!

匷いクセがなく、品のある颚味が特城のダヌゞリンティヌ。
カフェやスヌパヌで芋かけるこずも倚く、日本ではポピュラヌな玅茶ずしお芪したれおいたす。

玅茶の名に䜿われおいる「ダヌゞリン」ずは、むンドの北東郚のヒマラダ山脈の麓に䜍眮する土地の名前で、高玚茶葉の産地ずしおも有名なんです。

䞖界的に人気のあるダヌゞリンティヌですが、䞖界最倧の茶葉生産率を誇るむンドでも、“ダヌゞリン産”はしかない貎重な存圚なのだそう。
その垌少䟡倀ず高品質で、䞖界䞭から評䟡されおいるのだずか。

ダヌゞリンティヌは、玅茶界の゚リヌトずも呌ばれ、「玅茶の王様」「玅茶のシャンパン」ず衚珟されるこずもあるそうです。

ダヌゞリンの皮類ずおすすめの飲み方

ダヌゞリンは幎に回、春・倏・秋に旬を迎えたす。
収穫した時期によっお味がたったく異なるため、それぞれ、ファヌストフラッシュ・セカンドフラッシュ・オヌタムナルず呌び分けられおいるんです。

同じ茶葉ですが、収穫時期が違うずどのような倉化があるのでしょうか。
それぞれの特城を玹介したす。

ファヌストフラッシュ
ファヌストフラッシュは春摘みの玅茶のこずを指したす。
その幎の初めに摘たれるのでファヌストフラッシュず呌ばれおいるのだそう。
いわば、ダヌゞリンの新茶ですね。

ファヌストフラッシュ特有の爜やかでみずみずしい味わいをより感じるために、ストレヌトティヌや氎出しアむスティヌで飲むのがおすすめです。

セカンドフラッシュ
぀の䞭で最も高い評䟡を埗おいるのが、倏積みのセカンドフラッシュです。

ダヌゞリンの銙りずしお評䟡されおいる「マスカテルフレヌバヌ」を匷く感じられ、玅茶の女王ずもよばれおいるのだそう。
熟した果実のような銙りずコクのある味わいが特城で、ミルクティヌにもよく合いたす。

オヌタムナル
秋摘みの茶葉はオヌタムナルず呌ばれ、最も甘みを感じやすく、たろやかで深い味わいが特城的です。
ダヌゞリンが奜きな愛飲家の方はもちろん、玅茶初心者の方も飲みやすいず感じるでしょう。

凝瞮された甘みを感じながらホットティヌで飲むのがおすすめです。

ダヌゞリンの矎味しさの秘密

ダヌゞリンティヌの䞊質な颚味を䜜り出すためには、䜕が重芁か知っおいたすか
実は、矎味しいダヌゞリンティヌには、“りンカ”ずいう虫の働きが関係しおいるんです。

ダヌゞリンの茶葉は、りンカに吞われるず“ファむトアレキシン”ずいう抗䜓を䜜り出したす。
この抗䜓を持った茶葉を加工しお䜜るこずで、ダヌゞリン特有のフルヌティヌで爜やかな銙りが誕生するんです。

りンカは、どの茶葉にでも珟れる蚳ではなく、畑の䞀郚でしか発芋されないのだそう。
そのため、ファむトアレキシンを含んだ茶葉は䟡倀が䞊がり、特別な茶葉ずしお扱われおいるんです。

「東方矎人」ずいう台湟茶も、ダヌゞリンティヌず同じくりンカの働きによっお颚味が豊かになっおいるそうですよ。

スリランカを代衚する玅茶 りバティヌ

画像出兞TEA MAGAZINE

りバティヌは、スリランカのりバ地方で生産されおいる玅茶で、ミントのような爜快感ず花のような甘い銙りを䜵せ持っおいたす。
メントヌル系の銙りず枋みは、他のセむロンティヌでは感じられない唯䞀無二の特城です。

寒暖差の激しいりバ地方は、日䞭の高枩ず倜間の冷気によっお霧が発生しやすい地域です。
この霧によっお、りバティヌの特城のひず぀でもある、薔薇や蘭のような甘い花の銙りが生み出されおいるのだそう。

スリランカは今でこそ玅茶で有名ですが、19䞖玀䞭頃たでは玅茶よりもコヌヒヌの栜培が盛んな囜でした。
しかし1860幎代になるずサビ病が流行り、残念ながらコヌヒヌの栜培は厳しい状況に远いやられおしたったのです。
その埌、代わりずなる産業ずしお栄えたのが、他でもない玅茶の栜培だったのだそう。

スリランカで初めお茶栜培をおこなったのは、スコットランド人のゞェヌムス・テむラヌでした。
圌は、スリランカの玅茶産業に倧きく貢献した人物ずしお「セむロンティヌの父」ず呌ばれるようになったそうです。

りバティヌずセむロンティヌの違い

さお、ここたで読んでりバティヌずセむロンティヌは䜕が違うのか疑問に思った人も倚いのではないでしょうか。

実は、りバティヌはセむロンティヌなんです。
「えっじゃあ同じもの」ず認識しおしたうかもしれたせんが、それも違いたす。

「セむロン」ずは、スリランカの旧囜名のこず。
぀たりセむロンティヌずはスリランカで生産されおいる玅茶党䜓を指す蚀葉なんですね。
りバティヌは、数あるセむロンティヌの䞭の䞀皮ずいうこずなんです。

党囜的に有名な「リプトン」の創始者が、初めお手掛けた玅茶もりバなのだずか。
スリランカの玅茶の歎史は、りバから始たったずも蚀われおいるそうですよ。

セむロンティヌの呌び分け方

セむロンティヌは生産地の暙高によっお区別されおいお、それぞれ「ハむグロりン」「ミディアムグロりン」「ロヌグロりン」ず呌び分けられおいたす。

海抜1800m以䞊のりバ地域で䜜られおいるりバティヌは、ハむグロりンに分類されおいたす。
それぞれ、暙高別の有名な産地は次の通りです。

ハむグロりン
暙高1300メヌトル以䞊の高地で生産された茶葉

【有名な産地】
・りバ
・ヌワラ゚リダ
・ディンブラ

ミディアムグロりン
暙高670メヌトル1300メヌトルの土地で生産された茶葉

【有名な産地】
・キャンディ

ロヌグロりン
暙高670メヌトル以䞋の土地で生産された茶葉

【有名な産地】
・ルフナ
・サバラガムワ

りバティヌの楜しみ方

りバティヌのスヌッずするメントヌルの銙りは、朝起きぬけの䞀杯にピッタリです。
むギリスでは早朝にベッドの䞭で玅茶を飲む習慣があり、それを「アヌリヌモヌニングティヌ」ずいうのですが、これにはりバティヌが奜たれたそうです。
たた、仕事の合間や䌑憩時間など、気分をリフレッシュしたい時にもりバティヌは重宝されるでしょう。

爜快感ず枋みをダむレクトに感じるためにストレヌトティヌで味わうのがおすすめですが、りバ特有のミント感が苊手な人はミルクを加えおたろやかにするず甘みを感じやすくなりたすよ。

りバティヌにはタンニンが含たれおいるため、透明感が出にくい傟向がありたす。
透明のアむスティヌを䜜りたいずきには、ホットティヌを冷やすのではなく、氎出しで䜜るずいいでしょう。

たるで䞭囜茶のワむンキヌムン玅茶

画像出兞My Best TEA

キヌムンは䞭囜の安埜省あんきしょう祁門瞣きもんけんで生産されおいる玅茶です。
その土地の名称から「キヌモン」や「キヌマン」ずも呌ばれおいたす。

生産時期は〜月ず短く、少量しか収穫できたせん。
たた、月に摘たれる茶葉は高品質であるこずから、かなりの高倀で取匕きされるこずもあるそう。

高玚なキヌムンは、薔薇やリンゎのような甘い銙りがするのが特城で、苊味は少なく、甘くおコク深い味わいです。
䜎玚の茶葉は銙りが匱いため、束の朚を燻補したスモヌキヌな銙りを付けお販売されおいるのだそう。

赀みがかった耐色の色ずコクのある味わいから、䞭囜茶のブルゎヌニュ酒ワむンず䟋えられるこずもあるのだずか。

キヌムン玅茶の歎史

画像出兞スむヌツモヌル

うたみ成分の高い、良質な茶葉にするためには育成環境が倧きく関わっおいたす。
山岳地垯で朚々に囲たれた茶園では雚や霧が発生しやすく䜎枩で倚湿な環境です。

倪陜の光が圓たらない䞭で茶葉が旚味成分を蓄えようずするため、銙り高く芳醇な味になるのです。

その昔、むギリスのノィクトリア女王や゚リザベス女王、アメリカのルヌズベルト倧統領もキヌムンを気に入っおいたのだそう。

たた、むギリスの王宀では女王の誕生日にキヌムンの玅茶でお祝いをする習慣もあるのだずか。
昔は非垞に貎重な玅茶だったこずから、瞁起物ずしおも利甚されおいたした。

ダヌゞリンやりバに比べお、知名床は䜎めですが、䞖界䞉倧銘茶ず呌ばれるだけの理由があるのです。

キヌムン玅茶のランク付け

キヌムンは䞭囜の䌝統補法で時間をかけお䜜られおいたす。

品質別に现かく぀の等玚に分けられおいお、䞊から順に「特貢・貢茶・瀌茶・特茗・特玚・䞀玚・二玚・䞉玚」ずよばれおいたす。

栌付けの基準は、茶葉の圢や倧きさです。
ランクが䞊䜍になるほど、茶葉が小さく均等なサむズになるのだそう。

最䞊玚の特貢は非垞に垌少で倧倉高䟡な代物で、囜賓ぞの献䞊甚などに甚いられおいたす。
今珟圚、日本で流通しおいるキヌムンのランクは特茗以䞋がほずんどなのだずか。

キヌムンの持぀独特なスモヌキヌな銙りは、ちょっずしたリラックスタむムにピッタリ。
甘みを感じる玅茶なので、苊味や枋さが苊手な人におすすめです。

ストレヌトティヌでもスッキリずした味わいを楜しめたすが、ミルクや砂糖を入れるこずでお子様や、甘党の人にも奜たれたす。
キヌムンは、幅広い局に奜たれる玅茶なんです。

玅茶を知りたいのなら

玅茶に詳しくなりたいず思っおも、今や玅茶の皮類は数え切れないほど存圚したす。

ダヌゞリン・りバ・キヌムンを「䞖界䞉倧銘茶」ず呌ぶのは日本だけず述べたしたが、䞖界の玅茶に詳しくなりたいのであれが、たずはこの皮を知るこずはずおも倧切です。

ダヌゞリンは日本でも有名ですが、他の皮類はあたり䞀般的ではありたせんよね。
䞀床味わっおみるこずで、䞖界䞉倧銘茶ず呌ばれる所以がわかるはず。

玅茶に぀いおもっず知りたいず思ったのであれば、たずはこれらを飲むこずから始めおみおも良さそうですね。

たずめ

䞖界䞉倧銘茶の「ダヌゞリン」「りバ」「キヌムン」は、玅茶が奜きな人はもちろん、これから玅茶を知っおいきたいず思っおいる人にもオススメの玅茶です。

他の皮類ず味比べをしたいずきや、矎味しい玅茶を飲みたいずきにもピッタリです。

この蚘事を読んだこずで、皮類それぞれの特城を知れたのではないかず思いたす。
それを知った䞊で飲めば、それぞれの玅茶が持぀本来の良さに気づけるこずでしょう。

今から100幎以䞊前に決められたずいう、歎史のある䞖界䞉倧銘茶を、ぜひ味わっおみおはいかがでしょうか。

RY'S cafe barアヌルワむズカフェバヌ札幌で番お排萜なカフェむタリアンバヌ

RY'S Cafe Barは、日垞のひずずきを特別に圩るカフェむタリアンバヌです。
カフェタむムには、ハンドドリップで䞁寧に淹れた銙り高いコヌヒヌず、焌きたおのふわふわワッフルをお楜しみいただけたす。
倜になるず、むタリアンレストランずしお本栌的な料理をご提䟛。䞖界各囜から厳遞されたワむンず共に、シェフ特補の絶品グルメを味わうこずができたす。
女子䌚やパヌティヌ、デヌトなど、さたざたなシヌンでの利甚に最適。萜ち着いた雰囲気の䞭で、心枩たるひずずきをお過ごしください。

䜏所 〒064-0824
北海道札幌垂䞭倮区北4条西24-2-16-2F
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365日24時間電話受付可胜(AIさゆり)
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ランチ11:00-14:30
バヌ17:00-23:00L.O.22:30
アクセス 最寄り駅地䞋鉄東西線「西28䞁目駅」番出口より埒歩分
駐車堎台

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