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カリュアド・ド・ラフィット(Carruades de Lafite)

カリュアド・ド・ラフィット(Carruades de Lafite)
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「カリュアド・ド・ラフィット」は、シャトー・ラフィット・ロートシルトのセカンドラベル・ワインです。

メドック格付けランキング第1級を取得している名高い名門のワイン製造所(シャトー・ラフィット・ロートシルト)で作られているため、その飲み心地はファーストラベルに引けを取りません。

この記事ではそんなカリュアド・ド・ラフィットについて詳しくご紹介しています。

歴史や、ワインの詳細データ、オススメの通販サイトなども記載していますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

カリュアド・ド・ラフィット(Carruades de Lafite)の歴史

出典:一週間毎日ワイン

カリュアド・ド・ラフィットは、世界最高峰の赤ワインの産地で有名なボルドーの5大シャトーのひとつ、「シャトー・ラフィット・ロートシルト」が製造している赤ワインです。

シャトー・ラフィット・ロートシルトとは

今から160年以上も前、1855年のパリの万博でグラン・クリュ第1級の頂点に立ったのが「シャトー・ラフィット・ロートシルト」でした。

グラン・クリュとはフランス語で特級を意味する言葉であり、5大シャトーはメドック地区において第1級に格付けされた次の5つからなるシャトーを指しています。

・シャトー・ラフィット・ロートシルト

・シャトー・ラトゥール

・シャトー・マルゴー

・シャトー・ムートン・ロートシルト

・シャトー・オー・ブリオン

シャトー・ラフィット・ロートシルトが頂点に立ってから、幾度となく格付けが行われるものの、王の座は一度も揺らいだことはありません。

シャトー・ラフィット・ロートシルトは不動のチャンピオンとして今もなおその座に君臨しているのです。

シャトー・ラフィット・ロートシルトの所有者

出典:FELICITY

1855年にメドック格付けの頂点に立ったシャトー・ラフィット・ロートシルト。

その土壌の基盤を作ったのは、1670年~1784年まで所有していたアレクサンドル・ド・セギュールと、その息子のニコラス・アレクサンドルといわれています。

1868年に競売に出され、激しい戦いの末にジェームス・ロスチャイルド男爵が落札して以来ずっと、シャトーはロスチェイルド家によって引き継がれてきました。

1974年にオーナーとなったエリック・ロスチャイルド男爵は革新的な技法を取り入れた開拓者で、試みた新たな取り組みは、除草剤の使用の中止、ステンレスタンクの導入、円形セラーの建設など。

その後エリック氏から2018年に引き継いだサスキア・ド・ロスチャイルドもまた、グローバルな視野を持ち、GPSを使った新技術の投入や、気候変動を意識した取り組み、クローンの栽培検証なども行いました。

ビオディナミ農法やサステナビリティも意識した新たな技術を意識した取り組みも始まっています。

現代的な技術を取り入れつつも、再重視していることはもちろんワインの質を高めること。

ブドウそのものへのアプローチが重要で、その原理や根底にある原因の追求は今後も続くことでしょう。

カリュアド・ド・ラフィットのワイン畑

出典:ワインセラーパリ16区

ボルドーの北西、メドック地区のポーイヤック村の北端にカリュアド・ド・ラフィットのワイン畑は存在します。

敷地面積は123ヘクタールで、そのうちの100ヘクタールがぶどう畑です。

石灰石を基調とした砂利のような土壌は、ブドウの木を育てるには適していて、メドック地区でも上位とされるほどのテロワール。

栽培しているブドウの品種は4種類。それぞれ以下の割合で育てられています。

・カベルネ・ソービニヨン(全体の70%)

・メルロー(全体の25%)

・カベルネ・フラン(全体の3%)

・プティ・ベルド(全体の2%)

ワインの生産量は年間で3万5千ケース(本数に換算すると、42万本)ですが、そのうちの1万5千~2万5千ケースは、ファーストラベルの「シャトー・ラフィット・ロートシルト」として出荷されます。

第1級ワインにふさわしくないと判断された残りのブドウの中で、選別されたブドウがセカンドラベル・ワインの「カリュアド・ド・ラフィット」として出荷されるのです。

4種類のブドウをブレンドして作成されていますが、割合はその年のブドウの出来具合によって変わっています。

極端な例として、1961年に製造されたワインではカベルネ・ソービニヨンを100%使用して、タンニンの強いフルボディのワインを出荷していたそう。

気になる味わいは、渋味と酸味のバランスが丁度良く取れた品のある仕上がりとなっています。

セカンドラベル・ワインとは

先述した通り、カリュアド・ド・ラフィットは、シャトー・ラフィット・ロートシルトのセカンドラベル・ワインです。

シャトー・ラフィット・ロートシルトは、ワイン畑であるとともに、ワインの名称でもあります。

ラフィットのワイン畑から収穫されるブドウのなかで、ファーストラベル・ワイン(すなわちシャトー・ラフィット・ロートシルト)に使用されるブドウはわずか3割に満たないのです。

残りの7割のブドウを更に厳選して作られたワインを「セカンドラベル・ワイン」と呼び、カリュアド・ド・ラフィットは「王のワイン」と呼ばれるシャトー・ラフィット・ロートシルトのセカンドラベルワインであるということになります。

セカンドといえども、使っているブドウの種類や醸造の方法はファーストワインと同じで、セカンドラベル・ワインの枠を越えた厳しい審査によって作られているカリュアド・ラフィットは、品質や評価、価格までも他のシャトーのワインを凌ぐほど特別なワインなのです。

カリュアド・ド・ラフィット(Carruades de Lafite)の名前の由来

出典:ワイン専門店マツキヤ

1845年にラフィットは最良のワイン畑を購入し、そのブドウ畑に隣接した「カリュアドの丘」と呼ばれる区画がカリュアド・ド・ラフィットの名前の由来とされています。

20世紀にシャトー・ラフィットとなり統合されるまでは区間は関係なく販売されており、1980年代以前には「ムーラン・デ・カリュアド」という名称で呼ばれることもあったそうです。

カリュアド・ド・ラフィット(Carruades de Lafite)のテイスティング

ルビーのように鮮やかに赤く輝く美しい色調。

ラズベリーやダークチェリーを感じさせる豊かな香りの奥にはハーブのニュアンスが漂います。

凝縮された果実感と酸味が程よく混ざることで絶妙な調和が生まれ、なめらかな舌触りからはファーストラベルの風格を感じさせるエレガンスさと凝縮感を堪能できます。

ファーストラベル・ワインのラフィット・ロートシルトを思い起こすような品のあるクラシカルなスタイルが見事に表現されつつ、メルロの比率が多いためまろやかさが多く感じられるテイストです。

カリュアド・ド・ラフィット(Carruades de Lafite)の評価

出典:SAKECOMI

ワインの評価に欠かせない人物といえば「ロバート・パーカー」です。

彼は神の舌を持つ男とよばれ、世界で最も影響力のあるワイン評論家といっても過言ではありません。

彼のつけた点数は「パーカーポイント(PP)」といい、その後のワインの運命を変えるほど絶大な影響をあたえています。

ロバート・パーカー氏は既に引退しているのでパーカーポイントで評価されることはなくなりましたが、彼が立ち上げたワイン評価紙「ワイン・アドヴォケイト(WA)」では、ロバート・パーカー氏の思いを引き継ぎ、ワインの評価は今もなお続いています。

カリュアド・ド・ラフィットはロバート・パーカー氏にどのように評価されたかをご紹介します。

2015年 91点

2017年 91点

2018年 94点

2019年 92点

■評価点数の目安
96~100点:苦労してでも飲むに値するワイン
90~95点:一度は飲むべきワイン
80~89点:優良ワイン
70~79点:並
60~69点:並以下

90点を超す程の高得点がつけられていることから、セカンド・ワインラベルでありつつも他のファーストワインに引けを取らないクオリティであることが証明されています。

購入する際にはぜひパーカーポイントを参考にしてみてください。

カリュアド・ド・ラフィット(Carruades de Lafite)の詳細データ

ワイン名                   カリュアド・ド・ラフィット
原語Carruades de Lafite
タイプ赤ワイン
飲み口辛口
ボディフルボディ
味わいの特徴ベリー、カシス、チェリーのような果実とスパイスや土を感じさせる香り。
豊かな果実味と酸味が程よく混ざり、エレガンスな風味と長く続く余韻を楽しめます。
産地フランス/ボルドー/ボイヤック
ブドウの品種カベルネ・ソーヴィニヨン56.5%、メルロー38%、カベルネ・フラン5.5%
飲み頃の温度16~18℃
合う料理赤身の和牛ステーキ・トリュフを使ったクリームパスタなど

カリュアド・ド・ラフィット(Carruades de Lafite)の通販サイトオススメ5選

①楽天市場

利用者の多いショッピングサイト「楽天市場」でも、カリュアド・ド・ラフィットは取扱っています。

他のサイトでは、ワイン1本を購入した場合に送料がかかってしまう金額でも、楽天市場で日用品と一緒に購入したら送料を抑えることもできます。

また、購入時に発生したポイントを使って、ワイン以外の商品を購入することも可能なので、普段から楽天市場を利用している人には特にオススメの通販サイトです。

楽天市場公式サイト

②ENOTECA

ENOTECAは、全国各地に60店舗以上の実店舗を構えるワインショップです。

世界のワイン産地から直接ワインを取り寄せているワイン専門店で、国内最大級の品揃えを誇っています。その数2000種類以上!

一万円以下だと送料が発生しますが、初めてオンラインで購入した場合は金額に限らず送料無料のサービスを行っています。

温度管理は徹底されており、輸入時の温度管理はもちろんのこと、その後24時間管理されたワイン専用倉庫で保管し、常に万全な状態をキープしています。

ENOTECA公式サイト

③My Wine Club

14年連続で国内の売上No.1の、信頼と実績を兼ね備えたワインショップです。

7,700円以上で送料が無料になり、支払いの種類も豊富なので自分に合った方法を選択できます。

下記の5通りから選ぶことができます。

・郵便振り込み

・コンビニ支払い

・スマホでアプリ決済

・クレジットカード支払い

・インターネットバンキング

My Wine Club公式サイト

④KATSUDA

「KATSUDAなら安心して飲める」という信頼を得るため、品質管理に力を入れているワインショップです。

多くのワイン愛好家が満足するほど品揃えが豊富です。

輸送時でさえも温度管理は徹底されていて、頑丈なワイン専用ケースに入れて発送してもらえるため、高価なワインでも、安心して注文できるでしょう。

また、KATSUDAクラブメンバーになると会員限定価格でワインを購入できるほか、稀少なワインの優先購入や、誕生日のクーポン配布など、お得な特典もたくさんあるので是非チェックしてみてください。

KATSUDA公式サイト

⑤TERRADA WINE

自分だけの専用ワインセラーでワインを保管することができます。

ボトル1本から、全国どこでもお預け入れすることができてオンライン上での管理が可能です。

熟成に最適な温度で、ワインに精通した専門のソムリエが徹底して管理しているので大切なワインを安心安全に預けることができます。

TERRADA WINE公式サイト

カリュアド・ド・ラフィット(Carruades de Lafite)をご堪能いただけます

当店は「札幌で1番お洒落なカフェバー」をコンセプトに2021年12月13日誕生いたしました。お昼の時間帯はカフェ、夜の時間はBARを営業しており、BARのお時間帯では今回ご紹介したリュアド・ド・ラフィット(Carruades de Lafite)はもちろんのこと、他に希少価値が高い高級ワインなども数多くご用意しております。

プロのシェフによるオリジナルフードとワインで素敵なひとときと思い出を作っていただければ幸いでございます。

店名RY’S cafe bar(アールワイズカフェバー)
住所北海道札幌市中央区北4条西24-2-16-2F
[地図を見る]
電話番号050-3187-4155
営業時間カフェ:11:00~16:00(L.O.15:30)
BAR :17:00-24:00(L.O.23:30)
定休日無休
駐車場2台
Wi-Fi有り
電源4席
喫煙席全席禁煙
店舗サイトhttps://rys-cafe.bar/
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RY'S cafe bar(アールワイズカフェバー)札幌で1番お洒落なカフェ&イタリアンバー

RY'S Cafe Barは、日常のひとときを特別に彩るカフェ&イタリアンバーです。
カフェタイムには、ハンドドリップで丁寧に淹れた香り高いコーヒーと、焼きたてのふわふわワッフルをお楽しみいただけます。
夜になると、イタリアンレストランとして本格的な料理をご提供。世界各国から厳選されたワインと共に、シェフ特製の絶品グルメを味わうことができます。
女子会やパーティー、デートなど、さまざまなシーンでの利用に最適。落ち着いた雰囲気の中で、心温まるひとときをお過ごしください。

住所 〒064-0824
北海道札幌市中央区北4条西24-2-16-2F
Tel. 050-1720-4373
365日24時間!電話受付可能!(AIさゆり)
営業時間 カフェ:11:00-17:00
ランチ:11:00-14:30
バー:17:00-23:00(L.O.22:30)
アクセス 最寄り駅:地下鉄東西線「西28丁目駅」1番出口より徒歩5分
駐車場:2台

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