ホーム コラム ワインの読み物 ワインの銘柄 高級ワインや有名ワインの銘柄17選

美味しくワインを楽しむために、17の高級ワインや有名ワインを厳選してご紹介いたします。

  • ロマネコンティ
  • フランス産ワイン
  • イタリア産ワイン
  • 国産ワイン
  • オシャレなワイン
  • 有名どころのワイン
  • 一度は飲みたい高級ワイン
  • 白ワイン
  • プレゼントに喜ばれるワイン

など、定番ワインからレアなワインもありますので、皆さまのワイン選びの際にぜひご参考ください。

高級ワインや有名ワインの銘柄17選一覧

高級ワインにおいて誰もが知っている有名どころにはロマネ・コンティやモンラッシェ、ドン・ペリニヨンなどがありますが、ワイン選びにあたり、先ずはフランスの五大シャトー、ロマネ・コンティ、赤ワイン、白ワイン、シャンパーニュ、セカンド、そしてイタリアワインに話題沸騰中の日本ワインまでを選定させていただきました。

本記事では以下の20のワインをご紹介しています。

  1. ロマネ・コンティ(ブルゴーニュ、フランス)
  2. ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・スー・ル・ピュイ(ブルゴーニュ、フランス)
  3. ドン・ペリニヨン
  4. バローロ(ピエモンテ州、イタリア)
  5. バルバレスコ(ピエモンテ州、イタリア)
  6. ブルネッロ(ピエモンテ州、イタリア)
  7. ヴァンサン・ルグー ヴォーヌ・ロマネ(ブルゴーニュ、フランス)
  8. SUBRINA(サブリナ)(アフリカ産ワインを日本で海洋熟成)
  9. アルマヴィーヴァ(セントラルヴァレー、チリ)
  10. オーパスワン(カリフォルニア州、アメリカ)
  11. ゴーストホースヴィンヤーズ(カリフォルニア州、アメリカ)
  12. ヒップホップ(山形県、日本)
  13. 東京ワイン高尾ロゼ(東京都、日本)
  14. ソワフブラン2021(滋賀県、日本)
  15. Tabletop橙色2021(大阪府、日本)
  16. ドメーヌ・タカヒコ(北海道、日本)
  17. 椀子(マリコ)ヴィンヤード(山梨県、日本)

フランスワイン

フランスのワイン畑

フランスワインと五大シャトー

ワインの最も有名な産地、フランス。

フランスがワイン大国となった理由は、気候や土壌がワイン作りに適していたからですが、フランス政府がワイン法を定めてシャトーを格付けしたこと、さらにフィロキセラのような葡萄の樹木への被害の後に産地偽装が横行し、偽物ワインが大量に出回ったことからフランス政府が産地呼称制度(AOC)を作り、葡萄の産地、品種、栽培法、収穫量、醸造法、度数などを細かく定めることにより高級フランス産ワインの地位が確立されました。

シャトーとは仏語で「城」や「大邸宅」を意味しますが、ボルドー地方で葡萄畑を所有し、栽培、醸造、熟成、瓶詰めまでの工程を一括管理している生産者を指します。

「ボルドーの五大シャトー」とは1855年のパリ万国博覧会においてフランスのボルドー・メドック地区の格付けで第1級の称号を与えられた「シャトー・ラフィット・ローシルト」「シャトー・ラトゥール」「シャトー・オー・ブリオン」「シャトー・マルゴー」に1973年に昇格された「シャトー・ムートン・ローシルト」の五大シャトーを指し、いずれも世界トップクラスの有名シャトーです。

1.ロマネ・コンティ

常に最高値や高級さで話題を呼んでいるのが「ロマネ・コンティ」です。ワインに興味があれば一度は飲んでみたいですよね。

その相場はオフ・ヴィンテージ(葡萄が完熟しなかった年)でも100万円以上、グレート・ビンテージ(葡萄の当たり年)であれば200万円を超えることもあるほど高いワインで、70年代には5万円だったものが40倍にも価値が高まっています!

ロマネ・コンティの歴史は古代ローマ時代に遡り、元々は修道院の所有する葡萄畑でした。

1.8ヘクタールの小さなピノ・ノワールを栽培する葡萄畑からビオディナミ(有機農法)で栽培し、出荷される本数は年間6000本。

戦禍をくぐり抜けた1945年のロマネ・コンティは608本との希少性からロマネ・コンティの頂点として10億円を超える高値がつけられています。

また、1969年と1985年も有名な当たり年です。全ての要素が完璧なバランスで保たれ、その味わいは「完全な球体」と表現されます。

華やかなアロマとピノ・ノワールを全て凝縮したような風格にスミレや薔薇のようなフローラルさや、ベリー系のフルーティーな味わいと土やキノコ、紅茶のようなミネラル分とタンニンの渋みを感じる妖艶な味わいです。

関連記事:ロマネコンティの意味とは? 歴史や値段、相場についても解説

2.ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・スー・ル・ピュイ

ブルゴーニュと言えばピノ・ノワール種の赤ワインのイメージがありますが、ロマネ・コンティの白ワイン「モンラッシェ」も希少かつ高い有名な白ワインです。

フランス産高級白ワインでおすすめはメゾン・ルロワ「ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・スー・ル・ピュイ」(2009年)というブルゴーニュ産の白ワイン。

「ブルゴーニュの完全主義者」として知られるフランスで最も有名な女性醸造家のマダム・ルロワによるメゾン・ルロワの白ワインです。

白い花と果実が入り混じった様な薫り高く、ミネラル分を感じる洗練されたきめ細やかな味わいのワインとして、ルロワ氏の徹底したワイン作りへの姿勢を含めてマニアを魅了しています。飲み頃まで自社セラーで熟成されます。

3.ドン・ペリニヨン

ヴィンテージのドン・ペリニヨン

誰もが聞いた事のある、通称「ドンペリ」として知られる「ドン・ペリニヨン」はフランスのモエ・エ・シャンドン社によって生産されるシャンパンの銘柄で、その親会社はルイ・ヴィトン、リシュモンなどの高級な服飾や宝飾品ブランドを手がけるLVMHグループであることも有名です。

シャンパンを発明した修道士の「ドン・ピエール・ペリニヨン」氏に因み名付けられ、お店で飲まれた場合に15~20万円する高いシャンパンとして知られています。

きめ細かい泡とエレガンス溢れる風味が特徴で乾杯に最適です。

イタリアの三大ワイン

イタリアのワイン

イタリアには三大ワインと呼ばれる有名なワインがあります。「バローロ」「バルバレスコ」「ブルネッロ」の3種でどちらも産地はピエモンテ州です。

バローロはイタリアワインの王様、バルバレスコとブルネッロは女王様と呼ばれています。

4.バローロ

バローロはイタリアワインの格付け最高位のD.O.C.G.に認定されている長期熟成された赤ワインです。

十分な酸味やタンニンがあり、長期熟成に耐えられるネッビオーロという品種の葡萄を用い、フルボディに仕上げられています。ベリー系にスパイシーな味わいやなめし革のような香りを感じる味わいです。

5.バルバレスコ

バルバレスコはバローロと同じ品種の葡萄を使いますが、マラセシオン(果皮や種子と共に熟成する)期間が短く、渋みや酸味の少ない女性的な仕上がりです。

6.ブルネッロ

ブルネッロは正式名を「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」と言い、ガーネットのような色味にベリー系のフルーティーな香りに樽由来のバニラ香に果実味と渋味と余韻が特徴です。

プレゼントにも喜ばれるワイン

ワインをプレゼント

ワインをプレゼントする時、高級感や知名度、人気のブランドから選ぶ方も多いでしょう。

ワインを贈る意味はお祝い事に紅白のワインを贈ったり、美しくありたい女性にシャンパンを贈るなど様々です。

1~3万円くらいで高級感やブランド性を持つ有名なロマネ・コンティのようなものはあるの?と思った方のためにプレゼントに良いワインを選びました。

7.ヴォーヌ・ロマネ

DRC社でロマネ・コンティの栽培から出荷までを担い活躍したヴァンサン・ルグー氏が手がける「ヴォーヌ・ロマネ」はコスパ良く飲めるロマネ・コンティに似た味わいのワインです。

8.SUBRINA(サブリナ)

次に南アフリカのワインを南伊豆の海底で熟成した「SUBRINA(サブリナ)」は海底で熟成されることでタンニンの渋味が和らぎ、まろやかな風味になると言われ、そのボトルや包装がおしゃれです。

有名どころの高級ワインとその種類

ワインどころはフランスが最も有名ですが、欧州の古い歴史を持つオールドワールド(旧世界)と呼ばれる欧州のワインに対し、近年は米国のカリフォルニア州ナパバレー、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、アルゼンチン、南アフリカ、日本などニューワールド(新世界)ワインが人気を博し、日本市場においては2015年にはチリ産がフランスを抜き輸入量が1位となりました。

9.アルマヴィーヴァ

チリ産ワインではシャトー・ムートン・ローシルトを所有するバロン・フィリップ・ド・ローシルト社とチリ最高峰のワイナリー、コンチャ・イ・トロ社の豪華コラボレーションブランドによる「アルマヴィーヴァ」も外せません。

10.オーパスワン

ニューワールドで近年大変人気がある高級ワインが、米国カリフォルニア州ナパバレー産のオーパスワンワイナリー「オーパスワン」です。

11.ゴーストホースヴィンヤーズ

同じくナパバレー産の「ゴーストホースヴィンヤーズ」のカベルネソーヴィニョンは近年頭角を表しているワイナリーで高いものはロマネコンティ並の100万円以上を上回るワインです。

これから注目の日本ワイン

ワインとお寿司

ニューワールドのワイン群で近年、世界から最も注目を浴びている一つが日本ワインです。

かつて国産ワインの産地といえば、北海道と山梨県でしたが、最近は国内でも様々な土地でワインが作られています。

現在、国内には新進気鋭の話題沸騰中のワイナリーがたくさん存在しています。

12.ヒップホップ
13.東京ワイン高尾ロゼ
14.ソワフブラン2021
15.Tabletop 橙色 2021

山形県のイエロー・マジック・ワイナリーの「ヒップホップ」、東京都の東京ワイナリーの「東京ワイン高尾ロゼ」、滋賀県のヒトミワイナリーの「ソワフブラン2021」、大阪府のフジマルワイナリーの「Tabletop(テーブルトップ) 橙色(オレンジワイン) 2021」など。

価格も控えめでボトルもお洒落なので女性へのプレゼントにも良く、冷やしてグラスで気軽に飲めるところもオススメです。

また、これから価格高騰も見込めるのでセラーのある方は資産として寝かしておくと良いかもしれません。

入手困難になりつつある高級国産ワイン 

ワインの歴史が浅い日本も近年、世界中から注目されていますが、ワイン漫画『神の雫』の著者によるTV出演で、国産ワインが紹介され、ますます注目を浴びています。

アワード受賞ワイン、有名ワイナリー、入手困難なものまで様々です。今回は3種のワインをチョイス。

16.ドメーヌ・タカヒコ

先ずは入手困難で抽選をするほどに希少な北海道の「ドメーヌ・タカヒコ」。世界一のレストランに4回選ばれたデンマークのレストラン「noma」で採用されたことでも知られています。

17.椀子(マリコ)ヴィンヤード

次に山梨県の大手ワインメーカー「シャトー・メルシャン」の「椀子(マリコ)ヴィンヤード」シリーズ。世界のワインコンクールで受賞多数の実力派で「椀子ヴィンヤード」の2012年ものは伊勢志摩サミットで提供されました。

まとめ

フランスの最高級ワインであるロマネ・コンティからニューワールドの高級ワイン、日本のこれから価格高騰が見込まれるワイン、希少価値の高いワインなど、高級ワインや有名ワインを厳選してご紹介しました。

ご贈答用やご家庭でのおもてなし料理のお供、話題のネタとして、また、若いワインをセラーに寝かせての投資として、選定したワインがお買い求めの際のお役に立てたら幸いです。

一杯のワインを通じた皆さまの世界が幸福に満ちた人生でありますように。

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