ダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨン（Decoy Cabernet Sauvignon）

今回はアメリカの有名ワイナリーであるダックホーン・ヴィンヤーズによって手掛けられた、黒ブドウ品種のカベルネ・ソーヴィニヨンを元に造られた赤ワイン、「ダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨン」についてご紹介します。

ワインそのものだけでなく、造り手であるダックホーン・ヴィンヤーズについても歴史や実績などを上階しているので、是非参考にしてみてください。

ダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨンの造り手「ダックホーン•ヴィンヤーズ」について

オバマ元大統領の就任パーティーでも振る舞われたこともあるワインの造り手ダックホーン・ヴィンヤーズは、1976年アメリカ合衆国カリフォルニア州の中西部に位置する、ナパ・ヴァレーと呼ばれる渓谷地帯のさらに中心部であるセント・ヘレナに設立されたワイナリーです。

その設立者は、ダンとマーガレットのダックホーン夫妻でした。

ダックホーン・ヴィンヤーズの功績の一つとして、ワインを造る上で当時ではまだ補助的な品種に過ぎないとみなされていた「メルロー種」と呼ばれるブドウ品種を主体としたワインで、世界的な評価を受けたことで有名です。

具体的な評価値として、ワインを中心に取り扱うマガジンでありワイン評価としても有力な基準としても知られる「ワイン・スペクテーター」において、2017年のTOP100のワインの中で第1位を獲得したことが挙げられます。

これにより、ダックホーン・ヴィンヤーズの手によって造られたメルロー種ベースのワイン「ナパ・メルロー」は、一躍世界的に有名なワインとなり、その評価は以後もダックホーン・ヴィンヤーズを代表するワインとして依然色褪せないままです。

そんな様々な実績のあるダックホーン・ヴィンヤーズですが、実は2006年にダックホーン夫妻の離婚問題や株主にまつわる構造が複雑化し、その年のうちにダックホーン・ヴィンヤーズは、株式をプライベート・エクイティ・ファンドであるGI Partnersに売却しているのです。

10年後の2016年、GI Partnersはプラベート・エクイティ・ファンドTSGであり、サンフランシスコを活動の拠点として置くコンシューマーパートナーズに、ダックホーン・ヴィンヤーズを売却。

売却を繰り返されたダックホーン・ヴィンヤーズですが、これらの節目ごとに新たなブドウ品種をベースにしたワインが造られたり、当時セントラルコーストにおいて最高峰のピノ・ノワールの生産者であり、後継者問題に直面し苦悩していたジョシュ・ジェンセンからカレラ・ワイン・カンパニーを買収するなどして、順調に挑戦を成功させてきました。

さらに2018年、カリフォルニア・ピノノワールの生産において上位地位を占める生産者コスタ・ブラウンを買収することが決定し、実際にそれが実行されます。これにより、ダックホーン・ヴィンヤーズはさらに大きく強い武器を獲得し、2020年代以降もその存在感、影響力を大きくすることに成功してきました。

その後も創業から現在に至るまで、ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フランといった様々なブドウ品種を軸にワインを醸造し続けています。

それらのワインも絶えず注目を浴びる品質を維持していることから、ワインの生産において世界のフィールドで一定の地位を築いていることが伺えます。

ダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨンの特徴

ダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨンは、赤ワイン醸造専用の黒ブドウ品種として、世界的に普及しているカベルネ・ソーヴィニヨンを元に造られたワインです。

ベースであるカベルネソーヴィニヨンの風味によって造り出される力強く濃厚な満足度の高い味わいと、さらにそこから産地の違いによって生まれる地域由来の特性や、それぞれの造り手によって施される様々な特徴が生まれることで、カベルネソーヴィニヨンを多様な味わいで楽しむことができます。

ダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨンの評価

今回ダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨンへの評価の情報源として用いるのは、ワインやワイン文化に焦点を当てたライフスタイルマガジン「ワイン・スペクテーター」の評価と、アメリカでワインや葉巻の評論家として活動している「ジェームズ・サックリング」の評価です。

上記の表のとおり、ワイン・スペクテーターにおいては90点、ジェームズ・サックリングの評価では92点となっています。

それぞれ100点満点の評価基準であることを考えると、ダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨンの評価は両者において高い評価を得ていると言えます。

また、それぞれの評価者がワイン界隈において影響力のある評価軸として有名であり、これらの評価者から高得点を獲得するということは、ワイン業界全体にその存在感を強めることと同義となります。

■評価点数の目安
96～100点：苦労してでも飲むに値するワイン
90～95点：一度は飲むべきワイン
80～89点：優良ワイン
70～79点：並
60～69点：並以下

ダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨンのテイスティングノート

ダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨンは、ベースとなっているブドウの味わいを色濃く残す力強さによって、ワインの重みや厚みを表現する単位である「ボディ」は最大値のフルボディ。

フルボディのワインの特徴は、コクが深く濃厚で、その味わいの全てにおいて重みや渋みが感じられる点です。その重厚さは味わいだけにとどまらず、見た目や香りといった、味覚以外の神経系から受け取る印象も重み、厚みがあるものとなります。

また、口の中で広がる風味としては、ブルーベリーやブラックベリーを基調とするフレーバーとそれに混じるココア、コーラなどの存在感が印象的です。

これらを踏まえた上で全体としての味わいは辛口であり、デキャンディングをすることでより一層フレーバーが開花し、一際精度の高いフィニッシュ感を楽しむことができます。

その特徴的な刺激感は牛肉や鹿肉といった重量感のある肉を使用したグリルやジビエ料理、カマンベール、ドライダークフルーツといった料理と相性がいいとされています。

ダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨンの詳細データ

ダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨンが買える通販サイト3選

ここまでダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨンの特徴や評価についてご紹介してきましたが、ここからは実際に手に取って楽しんでみたいと感じた方向けに、ダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨンを取り扱っている通販サイトをご紹介していきます。

それぞれの通販サイトの特徴やお得なシステムなども併せて記載していくので、是非参考にしてみてください。

世界のワイン葡萄屋

世界のワイン葡萄屋は、2008年にワイン専門のECサイトとしてスタートし、現在は実店舗も神奈川県横浜市に2店（関内店・鶴見店）に構えているワイン専門ショップです。世界のワイン葡萄屋では世界40ヶ国のワインを取り扱っており、様々な特徴のワインを楽しむことができる通販サイトになっています。

また、世界のワイン葡萄屋のサイト内ではワインランキングやギフト向きなワインの紹介、それぞれシーンに合ったワインの紹介など、ワイン初心者にも優しいコーナーが設置されていることも大きな特徴です。

価格帯もリーズナブルなものから高価格帯の贅沢なワインが取り揃えられていて、様々なニーズに柔軟に対応してくれます。

世界のワイン葡萄屋

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングも日本国内で主流となっている通販サイトです。

ワインのランキングや口コミも充実しているので、実際に飲んだ人の感想をもとに商品を選ぶことができるのが大きな魅力。

さまざまなショップがあり、半額キャンペーンなども定期的に行われているので、掘り出し物のワインをお得に購入できます。

通常のワインはもちろん、ワインセットなども販売されているので、ワインの飲み比べを楽しみたいという人にもおすすめです。

ソムリエが直輸入しているショップもあり、厳選された上質なワインを楽しめます。

Yahoo!ショッピング

楽天市場

最後にご紹介するのは、通常の通販サイトである楽天市場。

既に利用している方も多く、品質よりも手早くワインを購入したい方におすすめです。

楽天カードでの購入で、お得に楽天ポイントも貯まります。

楽天市場

ダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨンをご堪能いただけます

当店は、2021年12月31日「札幌で1番お洒落なカフェバー」をコンセプトに札幌円山にオープンいたしました。お昼の時間帯はカフェ、夜の時間はBARを営業し、BARの時間帯ではダックホーン・ヴィンヤーズ・デコイ・カベルネ・ソーヴィニヨンはもちろんのこと、数多くの希少価値の高いワインをご用意しております。

また、プロが腕を振るった当店オリジナルのフードメニューは、ワイン一つ一つに合うように作り上げておりますため、ぜひワインと共にお召し上がりいただければ幸いです。