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メゾン・ジョセフ・ドルーアン・コート・ド・ボーヌ・ルージュ(Maison Joseph Drouhin Cote de Beaune Rouge)

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メゾン・ジョセフ・ドルーアン・コート・ド・ボーヌ・ルージュは、ブルゴーニュの名門生産業者、メゾン・ジョセフ・ドルーアンによって造られたピノ・ノワールです。

『エレガンスとバランス』を追求したその信念で創業以来140年以上にわたり、メゾンは一族が守り続けています。それでは伝統ある名家の歴史と共に、「メゾン・ジョセフ・ドルーアン・コート・ド・ボーヌ・ルージュ」についてご紹介いたします。

メゾン・ジョセフ・ドルーアン・コート・ド・ボーヌ・ルージュの造り手「ジョゼフ・ドルーアン」について

ジョセフドルーアンと他3名の写真
出典:dragee

ブルゴーニュ地方発の名門生産業者は、創業から今日まで約140年にわたり、家族経営でそのブランドの地位と質を高めてきました。メゾン・ジョセフ・ドルーアンの歴史は、その一家の歴史そのものといえます。

現代でも高い人気を誇るブルゴーニュを代表するワイナリーの始まりは、初代であるジョゼフ・ドルーアンが22歳の時でした。ジョゼフはシャブリ地方出身の大胆で進取の気性に富んだ若者でした。

そんなジョゼフ・ドルーアンの夢は、自分のワイナリーを設立し、品質の素晴らしいワインを提供すること。ジョゼフは1756年に建設されたワイントレーディングハウスを購入し、自身の名を冠したメゾン・ジョセフ・ドルーアンを1880年に立ち上げます。

1918年に息子のモーリス・ドルーアンが経営を継ぐ

モーリスドルーアン
出典:THEBUYER

1918年にジョゼフ・ドルーアンが他界し、その後に経営を受け継いだのが彼の息子モーリス・ドルーアンです。モーリスは”家族のための”ドメーヌを設立するため、クロ・デ・ムッシュやクロ・ド・ヴージョなどのブドウ畑を購入しました。

その後、1957年にはモーリスの息子であるロベールが3代目に就きます。7歳の時に両親を亡くした幼いロベール・ドルーアンは、妹とともにパリからボーヌに移り住み、叔母と叔父のもとで暮らしていました。

戦時下でドイツ軍が侵攻してきた時、ロベールは叔父が所有する広大な迷路のようなセラーに、貴重なワインを隠す手伝いをしたことを覚えているそうです。

わずか24歳で家業と叔父の世話を引き継いだ彼は、その後47年間会社を経営し、メゾン・ジョセフ・ドルーアンをブルゴーニュで最も成功した会社のひとつに育て上げました。そして、世界で最も重要なワイン産地のひとつであるブルゴーニュの国際的地位を、確固たるものにすることに大きく貢献したのです。

また、彼はブドウ畑での殺虫剤や除草剤などによる畑への影響を考えた結果、それらの使用をやめて、農薬も最低限に抑えるように徹底。減農薬農法として知られるこの手法を当時のブルゴーニュ地方で最も早く導入したのです。

初代から全ての世代で革新的なアイデアを持ち、進歩を遂げていることがメゾン・ジョセフ・ドルーアンが今日まで人気を誇る理由のひとつと言えます。

出典:WAIN WHAT

現在はロベールの4人の子ども、フィリップ、ヴェロニク、ローラン、フレデリックが4代目として先代たちが築き上げた基盤を引き継いでいます。

それぞれの役職は、社長にフレデリック、ドメーヌ部門のディレクターにフィリップ、米国市場部門のディレクターにローラン、そしてヴェロニクはワインの醸造・熟成を監督しています。

先代だった父のロベールは、監視委員会の委員長という役職で携わっています。社長のフレデリックは末弟で、本来であれば長男のフィリップがトップを継ぐはずでした。しかし、フィリップは「経営よりも栽培に関わるほうが自分に合っている」との考えから、現在のポジションに就くことになったそうです。

1987年にオレゴン州に「ドメーヌ・ドルーアン」を設立

出典:VINDOCHINE.com

メゾン・ジョセフ・ドルーアンがオレゴン州に新たなワイナリー「ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン」を設立したのは1987年のこと。オレゴン州は、全米でカリフォルニア、ワシントン、ニューヨーク州に次ぐ4位のワイン生産量を誇ります。

オレゴン州の特徴は、太平洋に面した海岸があり、主要産業には林業や農業があるほど州全体に広大な自然があります。夏の平均気温は20〜25度、年間を通して降雪や氷点下になる日が少ないため、ワイン作りに適した土地なのです。

メゾン・ジョセフ・ドルーアンが、ヨーロッパから離れた北米の地で活動したきっかけは何だったのでしょうか。

それは1980年にパリで開催されたピノ・ノワールのテイスティング大会でした。そこでドルーアンのワインに次いで2位を獲得したのがオレゴン州のワインだったのです。オレゴンの気候は、とりわけピノ・ノワールを作ることに適していました。

そこに興味を抱いた3代目のロベールはオレゴンへと飛び、その土地を購入したのでした。全米屈指の作物がよくできる肥沃な土地を持つ州でも、一家で経営を行うというスタイルは変わりません。

ブルゴーニュの生産者が、オレゴンに進出するという珍しいケースを経験した長女のヴェロニクはこう語ります。

「オレゴンで何かをしようと思っていたわけではないのですが、私はフランス以外で何かをしたいと願っていました。私はブルゴーニュで育ちましたが、父と一緒にカリフォルニアのモンダヴィでインターンシップをしたいと思っていたのです。」

ロバート・モンタヴィは、有名なカリフォルニアワインの醸造者であると同時に、ロベールの親友でもありました。そのロバートはヴェロニクにオレゴンに行くことを提案したそうです。

ドメーヌ・ドルーアン・オレゴンの設立当初は、ブルゴーニュで生産されるワインと同様に、ピノ・ノワールが主な品種でしたが、後にシャルドネも製造されるようになりました。

現在は4種類のピノ・ノワールと2種類のシャルドネを生産しており、これらのワインは批評家からも高い評価を受けています。

ドメーヌ・ドルーアンのワインの評判は、その州内だけに留まらず、ホワイトハウスで行われる晩餐会にて度々飲まれており、年々注目度の高さを世界に発信し続けています。

メゾン・ジョセフ・ドルーアンによる5つの原則

出典:Weinquelle

メゾン・ジョセフ・ドルーアンには、常に高品質なワインを造り出すための代々引き継がれる原則があります。

原則①多様性への献身

ブルゴーニュ全域の異なる区画からブドウを収穫して仕入れるため、それぞれのテロワールを表現することは彼らの哲学にとって不可欠な要素です。テロワールはブドウの木を通して表現され、彼らの仕事の1つはそのメッセージを翻訳することです。

原則②一族の伝統を称えること

メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは、ナポレオン法典によってブルゴーニュのワイン造りが細分化されつつあった時代にネゴシアン事務所を設立しました。

そして現在、メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは4世代にわたり、兄弟全員が基本的な技術を提供し、現代性と伝統を融合させ、新しい展開に力を注ぐことで、会社を家族で存続させることに成功しています。

原則③自然に耳を傾け、ビオディナミ農法とオーガニックの原理を活用

メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは、それぞれのテロワールの特徴を表現するために、畑では最小限の介入と土壌、ブドウの木、環境に細心の注意を払うことに重点を置いた技術を採用しています。

遺伝子を保護するために自社の苗床でブドウの木を育て、合成物質の代わりにハーブの注入や自然の捕食者などの自然な治療を行っています。さらに、果実の完全性を保つために小さな穴の開いた木箱でブドウを摘み取るなどしています。

原則④完璧とエレガンスの理想を受け入れること

メゾン・ジョセフ・ドルーアンのスタイルは、バランス、調和、フィネス、個性の同盟を強調するもの。これは、畑での注意深さだけでなく、樽から瓶までのワイン醸造の全工程で達成されています。

それぞれのワインの原産地に配慮し、シャブリとマコネでは果実味と新鮮さを高めるためにステンレスタンクを使用。コート・ドールでは複雑さとフィネスを高めるためにオーク樽を使用しています。

ドルーアン家は自社で木材を購入し、3年間乾燥させた後、フランソワの樽工房に送って樽に仕上げます。各樽には、出所を証明するバーコードが貼られ、ワインの品質を常に保証しています。

原則⑤世界と共有することへのコミットメント

メゾン・ジョゼフ・ドルーアンのチームは、自分たちのワインを最高の食卓に届けることに専念しています。長年にわたり生産量を拡大し、現在では90の異なるアペラシオンに加え、新天地であるオレゴン州ウィラメットヴァレーでも生産しています。

メゾン・ジョセフ・ドルーアンの現在

出典:Forbes

現在メゾン・ジョセフ・ドルーアンの自社畑は73ヘクタールもの広さで、ブルゴーニュで最大規模の広さとなります。世間一般的にジョゼフ・ドルーアンはブルゴーニュのイメージが強いかもしれませんが、実はボジョレーにも力を入れているのです。

1950年代からボジョレーの知名度向上のために活動をしており、ボジョレーの各所に優れた畑を持っています。ブランドは4世代目になった現在も、優れた品質のみを追求し一切の妥協を許しません。

初代から始まったブドウ園での栽培方法は、1976年に無農薬栽培、1988年に有機農法、1997年からはビオディナミ農法(農薬と化学肥料を使わない有機栽培の一種)へ段階的に転換させていき、2007年には自社畑全てをビオディナミに転換させ、常に高品質なワイン造りに徹底していることがわかります。

メゾン・ジョセフ・ドルーアン・コート・ド・ボーヌ・ルージュの特徴

メゾン・ジョセフ・ドルーアン・コート・ド・ボーヌ・ルージュは、ドルーアンを代表するクロデムーシュ畑のセカンドワイン的な存在です。

若いうちのコート・ド・ボーヌの特徴でもあるパープルの色合い、ラズベリーやレッドカラントのような魅力的なフルーツの香りが立ち込め、やわらかいタンニン、エレガントなフィニッシュが心地よいワインです。

メゾン・ジョセフ・ドルーアン・コート・ド・ボーヌ・ルージュの評価

可能な限り美味しいワインを飲みたいなら、ワインの価値に大きな影響を及ぼす有名ワイン評論家や、ワイン専門メディアによる評価を見ることは必要不可欠です。

そして、評論家やメディア雑誌の中でも群を抜いて影響力のあるアメリカのワイン評論家ロバート・パーカーによる採点は、たとえそのワインが無名であったとしても、一躍トップレベルのワインとしてのし上がることができると言われております。

ぜひワインを購入する際などは、評論家やメディア雑誌による評価を確認するようにしましょう。本記事でご紹介のメゾン・ジョセフ・ドルーアン・コート・ド・ボーヌ・ルージュの評価は以下のとおりとなっております。

パーカーポイント
ヴィンテージ201089点
ヴィンテージ200988点
ジェームズ・サックリング
ヴィンテージ201692点
ヴィンテージ200592点
ワインスペクテーター
ヴィンテージ201590点
ワインエンスージアスト
ヴィンテージ200990点

■評価点数の目安
96~100点:苦労してでも飲むに値するワイン
90~95点:一度は飲むべきワイン
80~89点:優良ワイン
70~79点:並
60~69点:並以下

メゾン・ジョセフ・ドルーアン・コート・ド・ボーヌ・ルージュのテイスティングノート

肉付きがよくて温もりがあり、ブドウの味が強く、抱きしめたくなるような芳醇な味わいです。ミディアムボディでありながら辛口なため、重厚な口当たりながらも香り立つ余韻が楽しめます。

メゾン・ジョセフ・ドルーアンの詳細データ

ワイン名メゾン・ジョセフ・ドルーアン・コート・ド・ボーヌ・ルージュ
原語Maison Joseph Drouhin Cote de Beaune Rouge
タイプ赤ワイン
飲み口辛口
ボディミディアムボディ
味わいの特徴肉付きがよくて温もりがあり、ブドウの味が強く、抱きしめたくなるような芳醇な味わいです。ミディアムボディでありながら辛口なため、重厚な口当たりながらも香り立つ余韻が楽しめます。
産地フランス / ブルゴーニュ / コート・ド・ボーヌ
ブドウ品種ピノ・ノワール
飲み頃の温度16℃
合う料理お肉のカルパッチョ、ローストビーフ

メゾン・ジョセフ・ドルーアン・コート・ド・ボーヌ・ルージュが買えるおすすめ通販サイト4選

メゾン・ジョセフ・ドルーアン・コート・ド・ボーヌ・ルージュは通販サイトでも購入が可能です。「店舗まで行きたいけど時間がない」 「安全に自宅まで届けて欲しい」といった方には特におすすめです。今回はメゾン・ジョセフ・ドルーアン・コート・ド・ボーヌ・ルージュを安心して購入することができる通販サイトを4つをご紹介。

サイトによって価格やお届けまでの日数、またポイント付与などのサービスが異なりますので、ご自身の生活スタイルに合った通販サイトを利用するのがいいでしょう。

※状況により売切れになっている場合がございますので、お気をつけください。

楽天市場

今や利用者数は5000万人を超える大手通販サイト。安心して利用することができます。

加えて楽天市場会員の方、楽天カードやポイントをお持ちの方はよりお得にお買い物ができます。

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世界のワイン葡萄屋

神奈川県横浜市内に2店の実店舗があるワイン専門店です。

世界40カ国以上のワインを豊富に取り揃えています。

飲んだワインのレビューをサイトに記載することで、300円割引クーポンが貰えます。

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ビックカメラドットコム

大手家電量販店の通販サイトです。

クール便での配送が可能な他、8000円以上のご購入で送料が無料になります。 

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ヨドバシドットコム

こちらも大手の家電量販店です。

お酒を含む全商品が1品からでも配達料金無料・日時指定無料です。

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メゾン・ジョセフ・ドルーアン・コート・ド・ボーヌ・ルージュをご堪能いただけます

当店は「札幌で1番お洒落なカフェバー」をコンセプトに2021年12月13日誕生いたしました。お昼の時間帯はカフェ、夜の時間はBARを営業しており、BARのお時間帯では今回ご紹介したメゾン・ジョセフ・ドルーアン・コート・ド・ボーヌ・ルージュはもちろんのこと、他に希少価値が高い高級ワインなども数多くご用意しております。

プロのシェフによるオリジナルフードとワインで素敵なひとときと思い出を作っていただければ幸いでございます。

店名RY’S cafe bar(アールワイズカフェバー)
住所北海道札幌市中央区北4条西24-2-16-2F
[地図を見る]
電話番号050-3187-4155
営業時間カフェ:11:00-15:00(L.O.14:30)
BAR :17:00-24:00(L.O.23:30)
定休日無し
駐車場2台
Wi-Fi有り
電源有り
喫煙席全席禁煙
店舗サイトhttps://rys-cafe.bar/
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